ハードな現場で働くワーカーは、作業用の工具や手袋、ウエアやヘルメットなど、荷物は多くなってしまいます。しかも都心部の現場で働く人の場合、現場まではクルマではなく電車など公共交通機関で向かう場合も。だからこそ、道具類や着替えなどをひとつにまとめて持ち歩けることは重要です。

スポーツブランド・ミズノより発売中の「ワーキングバックパック(35L)」(2万7500円)は、充実した収納設計のワーカー向け多機能バックパック。小物類からヘルメットまでさまざまなアイテムを分類しながらたっぷり収納できる大容量に加え、移動する際の着脱や肩への負担を軽減する独自の設計など、扱いやすさを考えた仕様になっています。

サイズは高さ50×幅32×奥行16cmで、重さは約1380g、容量は約35リットル。マットなブラックカラーの素材には、裏面にポリウレタン加工を施したポリエステル生地とナイロン生地が用いられています。

一見すると普通の中~大型サイズのリュックバッグですが、実は開発に携わったスタッフが野球用品を担当していたこともあってか、野球用具のグローブやスパイク、ヘルメットを入れてもビクともしないような高い堅牢性と、余裕を感じさせる収納力になっています。

メイン収納は内部にポケットのないシンプルな構造で、さまざまなアイテムをざっくり放り込める仕様。そして背面側には、ノートPCやタブレットの収納に適したストッパー付きのスリーブや、雑誌や書類などを折らずに入れられるスペース、2つのフリーポケットを搭載する収納部を備えています。

さらに前面や側面のポケットは、出し入れがしやすく、またポケットのサイズと仕様が多種に渡っており、入れるものに応じて自然に分類ができるカタチに。



正面ポケットは工事用ヘルメット1個を収納できる大きめのサイズで、その下の小物ポケットは内部にペン差し(2本)と内ポケットを搭載。左サイドには保冷/保温機能を有したドリンク用ポケット、右サイドに小型ポケットが配置されています。

さらに背面側の下部にはセキュリティポケットが備わり、財布やスマホなどを安全に収納。ポケットを含めた背面側全体に通気性のあるクッション材を使用しており、ムレにくくなっています。


▲シュぴたリング

ショルダーベルトはミズノ独自の荷重分散機能・SPLIT STRAPを採用し、肩への負担を軽減。さらにバッグを下ろす際や背負う際はショルダーベルトを大きく緩め、背負った後はベルトを引くだけでショルダーベルトが簡単に締まる独自構造“シュぴたリング”搭載により、重い荷物を入れていてもバッグの着脱や調整がラクに行えます。

左側のショルダーベルトにはファスナー付きの収納ポケットが備わり、名刺やスマホなど頻繁に取り出すものを入れておけます。バッグの天面部には手持ちハンドルとともにフェンスフックが備わり、現場で地面や床にバッグを直置きせずにネットや金網に掛けておくことが可能。

また、ポーチや工具袋、シューズケースなどを取り付けられるバックル付きテープが両サイドと正面に配されるなど、ワーカーにとって嬉しい設計が随所に施されています。

現場で働くワーカーはもちろん、日頃から多くの荷物を持ってあちこち飛び回っている多忙なビジネスパーソンも使えそうな「ワーキングバックパック」。とにかく頑丈でたくさん荷物が入るバッグを探してみる人は要チェックです。

>> ミズノ

<文/&GP>

 

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