3COINSの新型「オープンイヤーイヤカフイヤホン」2,200円だけど音質や音漏れは大丈夫?

ワイヤレスイヤホンといえば黒やグレー、白といった地味なカラーが多く、あまりオシャレではありません。そのようななか、3COINSからカラフルなオープンイヤーイヤカフイヤホンが発売されました。耳に挟んで使うピアスのようなオシャレな感じですが、音質や音漏れはどうなのか、実際に筆者が購入して検証してみました!

【目次】

1.耳に挟んで使うオープンイヤー型イヤホンってどんなもの?

2.オープンイヤーイヤカフイヤホンの性能を確認しておこう!

3.オープンイヤーイヤカフイヤホンをスマホとBluetoothで接続する方法は?

4.3COINSのオープンイヤーイヤカフイヤホンの音質は? 音漏れはないの?

5.コツさえ掴めばイヤホン本体のボタン操作は悪くない!

6.まとめ

耳に挟んで使うオープンイヤー型イヤホンってどんなもの?

3COINSから、ピンク、アイボリー、ブルーのカラフルな新型ワイヤレスイヤホン「オープンイヤーイヤカフイヤホン」が発売されました。

これは、ピアスのように耳に挟んで使うオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンで、価格はいずれも2,200円となっています。



オープンイヤーイヤカフイヤホンはピンク、アイボリー、ブルーの3色。どれもパステル調のオシャレな色合いで、女性に人気が出そうです(筆者撮影)

オープンイヤーイヤカフイヤホンは、耳を挟む“オープンイヤー型”と呼ばれるワイヤレスイヤホンで、耳の穴を塞がないことが最大の特徴です。

カナル型のワイヤレスイヤホンは耳の穴の奥にイヤホンを押し込む感じになるので、どうしてもそれが気持ち悪く感じてしまう人もいるでしょうが、オープンイヤー型ならそのような心配はいりません。

でも、逆にオープンイヤー型は密閉度が低いため、音漏れや音質が気になるところですが、実際はどうなのでしょうか? このあと実物でじっくりと検証してみます。



今回購入したのはパステル調のピンクです。地味なワイヤレスイヤホンが苦手な女性でも、これならオシャレに使えるかも!(筆者撮影)

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オープンイヤーイヤカフイヤホンの性能を確認しておこう!

3COINSのオープンイヤーイヤカフイヤホンを実際に使う前に、スペックを確認してみましょう。

最初に注目したいのは通信方式がBluetooth Ver5.3であること。Ver5.3は非常に省エネなので、連続再生時間が約5時間と比較的長めになっています。

次に、音質にかかわる対応コーデックが「AAC」に対応しています。「SBC」よりも情報量の多いコーデックなので、音質には期待が持てますね。

また、オープンイヤー型は露出部分が多いので、雨で濡れてしまう心配もあります。しかし、防水規格「IPX4」に対応しているので、小雨なら対応できるでしょう。



オープンイヤーイヤカフイヤホンのパッケージには、イヤホン本体と充電ケース、取扱説明書、充電用USB Type-C/Type-Aケーブルが同梱されています(筆者撮影)



充電ケースにはバッテリー残量が%表示されているため、予期せぬバッテリー切れを防ぐことができるのは気が利いています(筆者撮影)

■3COINS「オープンイヤーイヤカフイヤホン」のスペック

<イヤホン本体>

【通信方式】Bluetooth Ver5.3

【最大通信距離】約10m

【対応プロファイル】A2DP/AVRCP/HFP/HSP

【対応コーデック】SBC/AAC

【バッテリー】リチウムイオンバッテリー

【バッテリー容量】30mAh

【連続再生時間】約5時間

【充電時間】約1時間〜1時間30分

【防水規格】IPX4(ワイヤレスイヤホン部のみ)

【サイズ(片耳)】約30×15×25mm

【重量】約3.9g(片耳)

【材質】ABS樹脂/シリコーン樹脂

<充電ケース>

【バッテリー】リチウムイオンバッテリー

【バッテリー容量】250mAh

【充電時間】約1時間〜1時間30分

【イヤホン充電回数】約2.5回

【サイズ】約46×61×28mm

【重量】約36g

【材質】ABS樹脂

【接続】USB Type-C

<充電用USBケーブル>

【ケーブル長】約30cm

【コネクタ形状】USB-A/USB Type-C

【材質】PVC

3COINSのオープンイヤーイヤカフイヤホンは、長時間使用できるのがうれしいポイント。

充電ケースでは2.5回も充電できるので、本体のバッテリーと合わせれば、なんと17.5時間もイヤホンを使える計算になります。

これなら長期間の旅行に持っていっても十分対応できるでしょう。

ただし、イヤホン本体の操作はタッチセンサー式ではなく、本体のボタンをグイッと押し込む仕様です。このボタン操作は多少気になるところですね。



イヤホン本体は、耳をクリップのように挟み込む構造。挟む力は弱めで比較的自然な装着感です。操作ボタンは音が出る部分とは反対側に搭載されています(筆者撮影)



充電用USB Type-C端子は充電ケースの背面に搭載されており、充電時間は約1時間〜1時間30分ほどかかります(筆者撮影)