春に行きたい「東北地方の温泉地」はどこ? 3カ所を紹介!

 長い冬が一段落すると、のんびりとどこか遠くへ出かけたくなるものですね。日本には全国各地にさまざまな温泉地があります。特に東北地方には、豊富な湯量や特徴的な泉質をもつ温泉が点在しており、この春に行ってみたいと思っている人も多いでしょう。

 そこで今回は「春に行きたい東北地方の温泉地」というテーマのもと、ここでは東北の温泉地から3カ所をピックアップして紹介します。

蔵王温泉

 宮城県と山形県にまたがった蔵王連峰に広がる蔵王温泉。行楽はもちろん、冬にはスキー客や樹氷見物の観光客でもにぎわいます。泉質は硫黄泉で、全国で2番目といわれるほどの強い酸性度が大きな特徴。そのため殺菌作用に優れ、肌がスベスベになることから「美人の湯」とも呼ばれています。また、脇を渓流がせせらぐ「大露天風呂」が、今シーズンの営業を4月22日に開始するそうです。

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乳頭温泉

 乳頭温泉(郷)は、秋田県と岩手県の境に連なる乳頭山(烏帽子岳)の秋田側山麓に点在する、7つの湯宿の総称です。それぞれに泉質や雰囲気が異なるのも大きな魅力。特に有名な鶴の湯は、江戸時代に藩主の湯治場だった由緒ある建物が印象的です。また、孫六温泉は「山の薬湯」と呼ばれ、古き良き湯治場の風情を今に残しています。