自動車用塗料専門店「ジー・セレクト」の塗料「MAT.SELECT」による、マイ軽トラのオールペンをリポートします。
面倒な下地処理を簡単にすませる便利な道具や、ムラを抑える塗り方のコツも教えます。

 

まずはビフォーアフターをご覧あれ!

BEFORE 6代目サンバー。RR駆動、四輪独立サスを採用し“農道のポルシェ”の異名を持つ名車。


AFTER
 昭和レトロをテーマにカラーリング。仕上がりがマットでムラはまったく気にならない。

 

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塗料は40以上あるカラーから昭和レトロをテーマにチョイス

10年ほど前から乗っている軽トラがちょっとくたびれてきたので、車検を機に新しい軽トラを入手した。新しいといっても中古である。2004年式のスバル・サンバートラックだ。この軽トラはこれから少しずつカスタムしていく予定だが、手始めに車体を全塗装することにした。
塗料は、プロ向けの自動車用塗料の専門店「ジー・セレクト」が、その技術力で初心者でも綺麗に仕上げることができるようにと開発したウレタン塗料「MAT.SELECT」を使った。カラーが40以上あり、その中から選んだのは「オールドミゼット」。ダイハツの古い三輪自動車「ミゼット」をイメージしたやわらかい感じの淡いグリーンだ。

 

今回使用した塗料はこちら!
「MAT.SELECT」3㎏缶、オールドミゼット(S-7)、1万7490円(塗料単品、税込)



 

塗装は下地作りが大切だ。塗料の食いつきをよくするため、車体に細かい傷をつけるのだ。一般的には600〜1000番の耐水ペーパーで根気よく車体を研磨したのち脱脂するのだが、同社で「ローラー塗装用品セット」として販売している「足付け脱脂シャンプー」を「研磨スポンジ」に塗布して磨くととても簡単。スポンジなので凸部や曲面も磨きやすく、脱脂も不要でそのまま塗装に入れるのだ。革命的な下地処理の容易さである。
それからていねいにマスキングをして、いざ塗装。1度目はムラを気にせず全体を塗り、2〜3回塗り重ねて仕上げる。塗料がなめらかなのでとにかく塗りやすい。その仕上がりは写真をご覧あれ。素人でもここまでできる。愛車をカスタムするなら簡単でイメージをガラリと変えられる全塗装はおすすめです!