データの比較をする時、視覚的に判断できるようにしてくれる図形がグラフです。
エクセルを使う上でもグラフ作成は必須のスキルで、なにかとグラフが必要になる場面も多くあります。

特に身構える必要はなく、エクセルならさまざまなグラフを簡単に作ることができます。
棒グラフに円グラフ、折れ線グラフ、散布図などを、簡単な操作で作成できます。

今回の「家電小ネタ帳」では、エクセルでグラフを作成する方法を、実演しながら解説していきます。

エクセル初心者の方や、見やすいグラフを作りたいという方に、コツや編集方法をわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。

◆Excel(エクセル)のグラフの作り方

Excel(エクセル)でグラフを作るには、まず元になるデータが必要になります。

グラフにしたい範囲を、ドラッグして選択。

「挿入」の「グラフ」エリアにある、「おすすめグラフ」をクリック。

後は「おすすめグラフか」「すべてのグラフ」から任意のグラフを選択して「OK」をクリック。

これだけで、グラフを作成することができます。

次からはグラフの種類ごとに、作り方を確認していきます。

◇Excel(エクセル)のグラフの作り方:棒グラフ

棒グラフは社員ごとの売り上げなどの比較が、見た目の長さから一目でわかるグラフです。
棒の長さで直感的にデータの比較ができるので、使用される機会も多いです。

エクセルで棒グラフを作成するには、すべてのグラフの「縦棒」から、棒グラフを選択します。

一般的な棒グラフは、左端にある集合縦棒と呼ばれるグラフです。
こちらを選択して、「OK」をクリックすれば、縦棒グラフを作成できます。

エクセルには縦棒だけでなく、横棒グラフもあります。
横棒グラフを作成したい時は、全てのグラフから「横棒」を選び、表示される候補の中から横棒グラフを選択しましょう。

◇Excel(エクセル)のグラフの作り方:折れ線グラフ

折れ線グラフは、季節ごとの売り上げの変化や降水量の変化など、データの推移を見るのに適したグラフです。
時系列での変化を表示できるので、人口推移など数値の変化を確認するのに向いています。

エクセルで折れ線グラフを作るには、すべてのグラフの「折れ線」から選択できます。

一般的な折れ線グラフは左端にあるので、これを選択して「OK」をクリック。

これで、エクセルに折れ線グラフを作成できます。

◇Excel(エクセル)のグラフの作り方:円グラフ

円グラフは売り上の内、各商品がどれほどの割合を占めているかを知りたい時などに役立つ、全体のデータに対して、各項目がどれぐらいの割合を占めるのかを見るのに適したグラフです。
面積で占有率が可視化できるので、構成比が非常に分かりやすくなります。

エクセルで円グラフを作る場合、すべてのグラフの「円」から選択できます。

左端の円を選択して「OK」をクリック。

これで、エクセルに円グラフを作成できます。

次は、散布図の作り方です。この続きは「家電小ネタ帳へ