株など従来の金融商品で投資を始めるには、ある程度まとまった資金が必要です。
しかし、仮想通貨(暗号資産)は少ない金額から投資ができます。
今回は、仮想通貨投資に興味がある、もしくは始めたいと考えている初心者の方に、少額から始める仮想通貨投資について解説します。
仮想通貨(暗号資産)投資はいくらから始められる?
まず結論から言うと、仮想通貨(暗号資産)への投資は1,000円程度あれば十分始められます。
仮想通貨には通貨単位と呼ばれるものがあります。
例えば、ビットコインは「BTC」、イーサリアムは「ETH」と表されますが、それ自体が通貨単位になります。
そして仮想通貨の売買を行うための取引所では、それぞれ最小取引単位という仮想通貨の売買が成立するために最低限必要な金額を定めています。
国内取引所では、最小取引単位を「BTC」もしくは「円」で設定しており、取引所によっては100円からビットコインを購入することもできます。
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仮想通貨(暗号資産)を少額から始める3つのメリット
仮想通貨(暗号資産)投資を少額から始めるメリットは大きく分けて3つあります。
主に「少額で大きなリターンを狙える」「分散投資しやすい」「投資のきっかけになる」というのがポイントです。
では、それぞれを詳しく見ていきましょう。
少しの資金で大きな利益を獲得できる可能性
仮想通貨(暗号資産)は他の投資方法に比べて値動きの幅が大きいため、少額投資でも大きな利益を狙うことができます。
また、仮想通貨も為替や株の先物取引のように、レバレッジをかけての取引を行うこともできます。
レバレッジについては後ほど詳しく説明しますが、少額でもレバレッジをかけた取引で大きな値幅を捉えることができれば、十分な利益を得ることも可能です。
分散投資をしてリスクを抑えられる
投資先を分散してリスクを軽減することは投資の基本です。
仮想通貨(暗号資産)の場合はBTCやETH、リップル(XRP)やライトコイン(LTC)など、さまざまな銘柄を購入することで、ひとつの通貨が万が一暴落しても、他の通貨も購入することで暴落のダメージを減らすことができます。
少額投資の場合だと、一回ずつの購入にかかる資金が少ないので、分散しやすくなります。
ただし、あまりにも投資先を分散しすぎると混乱してしまうため、バランス良く投資をしましょう。
投資を勉強するいいきっかけになる
仮想通貨(暗号資産)の少額投資を始めることは、投資の知識を身につける良いきっかけになります。
日本だと投資よりも貯蓄という考え方が根強く、銀行に預けていても金利は年々下がっていることから、元金から資金が増える機会はほとんどありません。
仮想通貨投資は少ない資金から始められるため、それが投資について学ぶきっかけとなり、株式や投資信託などその他の金融商品への投資にも興味が湧くこともあるでしょう。