業務や学業でも活用する表計算ソフトのエクセル。
使いやすいソフトなので、あまりエクセルに詳しくなくても、表やグラフぐらいなら何とか作ることができます。

ですが、表を作って他人に見てもらう。こういった場合は見やすいものにする必要があるので、作り方をしっかり確認しておきたいですよね。

簡単なコツさえ知っておけば、エクセル初心者でも見栄えの良い表を作るのは難しくありません。

今回の「家電小ネタ帳」では、エクセルで表を作る方法を解説していきます。

これからエクセルを勉強する方、使ってみたいという方に、わかりやすく写真つきで解説しています。ぜひご覧ください。 

◆エクセルの表を作る時は順に注意

エクセルで表を作る場合、手際よく見やすい表を作るには、作業手順が大切になります。

表を作るには、はじめに、タイトル・見出しを入力していきましょう。

タイトルと見出しを入力し終わったら、次にデータを入力していきます。

データの入力が終わったら、必要なら関数を入力して合計などが分かる用にしておきます。

最後に、枠を付けたり、セルに色を付けたり、文字の大きさを変更し、デザインを整えていきましょう。

表を作る場合、まず最初に枠・掛け線を作っておくのが順番に思えるかもしれません。
入力するエリアが枠や掛け線で分かっていれば、その方が作業しやすそうにも感じられますよね。

ですが、エクセルでの作業はデータをどんどん追加していく使い方が多くなります。

最初に枠や掛け線をつけても、後からのデータの追加でレイアウトが崩れてしまうケースは多いです。
そのため、枠や掛け線は後回しにした方が、作業がしやすくなります。

フォントサイズを変えたり、色を付けたりといった見栄えを整えるのも、表の入力が全て終わってからが良いです。
その方が全体からの調整ができるので、より見栄えを整えやすくなります。

エクセルで表を作成する場合、一番左のA列や一番上の1行目は空白にしておく方が見栄えが良くなります。
ちなみにエクセルの列と行とは、縦が「列」で、横が「行」です。

 

表にタイトルをつける場合は、B2セルに入力して表の作成をスタートしましょう。
タイトルをつけない場合は、B2セルが一番左上になるように、見出しを入力していきます。

タイトルの入力が終わったら、次に、見出しを入力していきます。

「1、2、3、4」といった連番の数字や、「1月、2月、3月」といった連続する数字に関しては、オートフィル機能を使うと入力が楽になります。

カーソルを右下に合わせ、「+」に変わったらドラッグし、必要な範囲まで伸ばしましょう。

見出しの入力が終わったら、データを入力していきます。

PCにデータが入っている場合、コピーアンドペーストを使うと入力が楽です。
ショートカットキーは、「Ctrl」+「C」キーでコピー、「Ctrl」+「V」キーで貼り付けです。

データの入力が終わったら必要な関数を入力します。

今回は合計を求めたいので、一番下に合計という項目を追加し、関数を入力していきます。

関数の入力が終わったら、オートフィルで必要な範囲までコピーします。
エクセル初心者で関数が分からない方は、簡単に入力する方法を後ほど紹介します。

これで、表への入力作業は完了です。

次は、表の見栄えを整えていきます。この続きは「家電小ネタ帳へ