神戸大、旅館で破壊行為行ったバドミントン同好会に活動停止通告 「厳重、厳正なる対処」へ

 神戸大学は3月25日、同大学のバドミントン同好会の学生が宿泊先の旅館で破壊行為を行う様子がSNSで拡散し、物議を醸した問題について謝罪しました

 同大学によると、非公認課外活動団体バドミントン同好会「BADBOYS」の学生が3月10日から16日の合宿中に、障子を破る、胴上げして天井を破る、灰皿を倒して破損する行為を行い、動画などがSNSに投稿されて発覚。既に教育担当理事と同好会顧問が謝罪のため旅館を訪問し、同好会の会長を務める学生などから概要を聴き取っているところだとしています。

 神戸大学は今後、調査結果をまとめた後、「厳重、厳正なる対処」を行う予定。当該の同好会は、最終的な処分が決定するまで活動の停止を通告したとしています。また再発防止のため、全学生に向けて、倫理観と節度を持った行動をとるよう文書で注意喚起しており、さらに公認・非公認の課外活動団体の代表者を集めてあらためて注意喚起を行う予定と述べています。

 同大学は21日付けで「学生としての節度ある行動について」とする文書を公開。BADBOYSの件について「極めて非常識なものであり、恥ずべき行動」とし、「学生の皆さんにおかれましては、自らを厳しく律し、一人の成人として倫理観と節度を持った行動を常にとるようお願いします」と注意を促しています。

当該同好会と間違われた神戸大学バドミントン部の投稿