美容に関する調査研究機関である『ホットペッパービューティーアカデミー』が、美容室利用者2,600人を対象に「美容サロン顧客満足調査」を実施しました。

トップ3には男女とも「仕上がり確認」「施術」「カウンセリング」がランクインするほか、「会計時」にまた利用したいと感じているユーザーが男女ともに20%近くいることが明らかになっています。

美容室を「また利用したい」と思った瞬間TOP10

美容室利用者2,600人を対象に調査した「美容サロン顧客満足調査」から、顧客が美容室を「また利用したい」と思う瞬間が明らかになりました。

順番に多少の違いはあるものの、男女共にトップ3にランクインしたのは「仕上がり確認」「施術」「カウンセリング」。施術が終わった際に鏡で仕上がりを確認する瞬間や施術中が顧客のリピート意向に大きく影響していることが示されました。

そして施術前に実施するカウンセリングもリピートにつながる要因として高く評価されています。顧客の希望や要望をしっかりと受け止め、施術に反映させることが重要なようです。

興味深いのが女性編では7番目、男性編では8位にランクインしている「会計」です。2021年からの調査と比較すると男女共に「会計」の評価が上昇していて、キャッシュレス決済やオンライン決済の普及により、ストレスのない支払い方法がリピートにつながることがわかりました。

この調査からわかるように、美容室のリピート利用にはさまざまな要因が関与しています。施術の質や接客だけでなく、キャッシュレスによるスムーズな会計も顧客の満足度を高め、リピートを促す重要なポイントです。

美容室の競争が激化する中、顧客対応の水準を高めることが差別化の鍵となっています。男女別の詳しいランキングは以下をご確認ください。


▲美容室を「また利用したい」と思った具体的な内容(男性編)


▲美容室を「また利用したい」と思った具体的な内容(女性編)

<参照>

株式会社リクルート:美容室のリピーター増加のカギは「会計」時/リピート意向者(継続顧客)の2割以上は「来店前」に再来を決定