エイジスは、店頭販促支援のmitoriz(東京都港区。売上高41億2000万円、営業利益2億3400万円、純資産22億2000万円)が実施する第三者割当増資を引き受けて株式79.8%を取得し、子会社化することを決めた。成長戦略の重点方針に掲げる「棚卸会社からリテールサービス会社への事業転換」の一環。エイジスは小売業を中心とする棚卸代行の大手だが、店頭販促の領域を取り込み、事業拡大につなげる。取得価額は非公表。取得予定日は2023年10月13日。

mitorizは2004年設立で、ソフトブレーン(東京都港区。元東証1部上場)が現在85.6%を出資する。小売業を主要顧客(約2500社)とし、ラウンダー(店頭巡回)、店頭調査、覆面調査、販促物制作・設置など売場の活性化に向けた販促支援サービスを提供している。小売業以外に製造業の250社超と取引があるという。