アルファクス・フード・システムは8月24日、養老乃瀧に配膳AIロボット「サービスショット α8号(通称アルファエイト)」を導入開始する。

<アルファエイト>


アルファエイトは密閉型・開放型の兼用配膳BOX、ハイブリットAI自律走行システム、障害物検知などの機能を持つ。

これまでの一定速度で走行する配膳ロボットから走行速度に緩急を付けることも可能(0.1m/秒〜1.2m/秒)。曲がり方、走行スピードを変更できる。同時に30台までの走行に対応する。1台200万円から、リースは月額3万7000円からとなっている。

居酒屋メニューは都度都度の単品オーダーが主流のため、一度に複数のテーブルに配膳が簡単にできることで、顧客への商品提供がスムーズとなり、スタッフの配膳作業の効率化につながることが導入の決め手となったという。

アルファクス・フード・システムは、居酒屋業態での配膳AIロボットの活用はこれからであり、居酒屋への客足が戻りつつある一方、人手不足が加速している現状とのはざまで抱える問題に同社の配膳AIロボットが解決できるよう、現場を基本としたソフト二次開発による改善を進めるとしている。

養老乃瀧は養老乃瀧のほか、だんまや水産、一軒め酒場、韓激、からきち屋と業態拡大し、北海道から沖縄まで直営66店舗、FC(フランチャイズ)223店舗を展開している。

■アルファエイト問い合わせ先
https://www.alphaeight-afs.com/

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