トーハンとトップカルチャーは8月17日、トップカルチャーの第三者割当増資により、約6億7000万円を割当予定金額とする同社普通株式をトーハンが引き受けると発表した。同日付で両社は、トップカルチャー普通株式第三者割当契約証書を締結した。

<トーハン>


今回両社は、「持続可能な新しい書店を創り出す」という両社共有の将来展望のもと、収益性の高い、新しい価値が創造できる次世代書店を創りあげ、読書文化の更なる付加価値向上に努めることを目的とし、契約を締結することで合意した。一人でも多くの人が読書に触れ合う機会を提供し、新たな体験価値を提案することで顧客満足度の向上に努める。また、新たに、トップカルチャーの取引取次は10月1日から、トーハンに一本化することで合意した。

トップカルチャーは、エンターテイメントと文化を日常的に楽しめる機会を提供し、一人ひとりの暮らしを豊かにしたいという思いから、1986年12月に創業した。現在では1都9県で グループ総数105店舗を運営し、暮らしの基本である「衣・食・住」に加え、「本を読む」「映画を見る」「音楽を聴く」のような「楽」「学」「遊」などのエンターテイメントを、変化するニーズに対応しながら、日常的に触れ合う機会を提供してきた。今後もこれまで以上に、従来の枠にとらわれない、よりお客に喜んでもらえるような店舗作りを目指す。

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