吉野家は8月24日11時から、全国の吉野家店舗で「親子丼」の販売を開始する。

<「親子丼」が復活>


「親子丼」は商品開発を10年かけて行い、昨年4月から2カ月半販売した。期間中の販売数は400万食を超え、人気を得た。昨春同様に4月から販売予定だったが、鶏卵の供給低下により販売を見送っていた。今回、鶏卵の供給状況が緩和されたことを受けて、8月24日から10月中旬の期間限定で「親子丼」を販売する。

たっぷりの特製たれと一食につき2個の溶き卵が、鶏肉、玉ねぎ、ご飯を抱きこむ「親子丼」は、今年は鶏肉に下味をつけて、そのおいしさを最大限引き出すことで、鶏肉の存在感を高め、全体の完成度を高めたという。

「親子丼」のサイズ展開は今年も並盛と大盛の2種類。「親子丼大盛」は「親子丼並盛」の鶏肉の量の2倍となる。価格は「親子丼並盛」は税込み547円、「親子丼大盛」は734円。

店舗での商材がなくなり次第、順次販売終了の予定。販売数の関係によっては、販売終了時期が変動する可能性がある。

■吉野家の関連記事
吉野家HD/3~5月、新型コロナの規制緩和で増収増益