スマートフォンの位置情報技術を活用してNFTトロフィーを確認できるアプリ「サイバートロフィー」が4月5日から、世界遺産の京都・二条城で開催中の花の体験型アート展「NAKED FLOWERS 2023 桜 世界遺産・二条城」とコラボレーションしている。同アート展ゆかりの限定アイテムを獲得できる。

サイバートロフィーはカナダを拠点にするWeb3企業のContinuum.Social(CS)が開発。アプリの地図上に現実世界の建造物のVRデジタルツイン(サイバートロフィー)を配置し、実際にその場所に行くとアプリ上でサイバートロフィーを獲得できる。アプリユーザーを観光地や街のシンボル地点に誘導し、NFTトロフィーをコレクションとして集めることでさまざまな特典を付与するもので、3日にリリースされたばかり。獲得したサイバートロフィーは将来的には、NFTに自動的に交換されNFTマーケットプレイスでの転売も可能になる予定という。

サイバートロフィーアプリのユーザーがNAKED FLOWERS 2023に入場すると、庭園内に浮かぶアート展ゆかりの限定トロフィーを獲得できる。限定トロフィーはイベント会場内の特定の場所にイベント開催時間内のみに現れ、獲得すると識別番号が付与。ユーザーオリジナルの特別なデジタル記念品になるという。アート展が終了する15日まで設置される。

NAKED FLOWERS 2023は映像制作のネイキッドが運営。「桜×日本の伝統文化」をテーマに、さまざまな伝統文化をデジタルアートにアップデートして二条城を彩る体験型のアート展で、老舗の福寿園のお茶がつくデジタルパンフレットなども提供されている。