副業をしない理由は「会社から禁止されている」が最多

「副業をしない」と答えた人の中でもっとも多かったのは「会社から禁止されている」という理由でした。2番目には「本業が忙しい」、ついで「同時進行する自信がない」という回答結果となっています。

つまり「副業をしない・していない」の回答結果の中には、環境が原因となり、副業をしたくても一定数の出来ない人がいるということです。実際、今回の調査の自由回答欄には「企業が解禁したら副業をしてみたい」「副業が当たり前になるような社会になってほしい」というコメントが上がっていました。

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副業を始めたきっかけは「テレワーク」や「法改正」

副業を始めたきっかけの問いに対して、76人の副業ワーカーのうち43.4%が「テレワークで始めやすくなったから」と回答しています。コロナが流行し、テレワークという働き方が主流になりました。通勤時間にかけていた時間が浮いたことやフレックスな働き方は、副業を始めるよいきっかけになったようです。

次に多かった理由は36.8%で「法改正」でした。実は副業をしていると答えたほぼ半数が、コロナ前から副業をしています。つまり働き方改革の一環であるモデル就業規則の改定は、副業ワーカーを増やすのに大きな一躍を担ったというわけです。

ちなみに「老後の資金不安」や「生活資金の足し」も多くの人が理由として上げています。金銭的な不安も副業を始めるきっかけになっているのです。

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