センバツ高校野球「入場プラカード」を持ってるのは生徒会長!?春夏甲子園はこんなに違う!
日本の春の風物詩、選抜高校野球のシーズンがやってきました。今年は3月18日(金)から13日間にわたり熱い戦いが繰り広げられます。春は選抜、夏は地方大会を勝ち上がった高校が出場するというのは多くの人が知るところですが、じつは他にも細かい違いがたくさんあることをご存じですか?
高校野球、春と夏の違い
出場校の選び方が異なるのはもちろん、春と夏の大会には意外に多くの違いがあります。主な相違点をピックアップして紹介していきましょう!■出場校
春は、前年秋の大会成績などから推薦された29校プラス、21世紀枠3校の32校が出場します。一方、夏は全国都道府県から1校ずつと、北海道と東京の追加枠1校ずつの全49校が出場。2022年の「第94回選抜高等学校野球大会」では、21世紀枠も含めて初出場は5校。3年連続出場の高校もあれば、38年ぶり2回目という高校もあり、バラエティ豊かな顔ぶれとなりました。また第85回や90回のように、開催数の一桁目が5または0になる記念大会では、出場校の枠が増え、さらなる熱戦が展開されます。
■入場曲
春はこの1年でヒットした曲が入場行進曲に選ばれるのに対し、夏の入場行進曲は毎年「大会行進曲」に固定。ちなみに、夏の甲子園というと思い浮かぶ「♪雲は~」で始まるおなじみの曲は大会歌「栄冠は君に輝く」で、開会式に演奏されるのですが入場の曲ではありません。第94回選抜高等学校野球大会の入場行進曲は、2人組の音楽ユニットYOASOBIの「群青」。アップテンポな群青がどんなアレンジで行進曲になるのかも注目したいですね♪
■入場校プラカード
行進曲とともに入場してくる球児たちを先導するのが、出場校の名を掲げたプラカードを持つ生徒たち。春の大会でプラカードを持つのは出場校の生徒たちが担当。男女の決まりはなく、野球部のマネージャーや生徒会長などが出場校の代表としてチームメンバーとともに行進しているのです。夏の大会では甲子園の地元・兵庫県の市立西宮高校の女子生徒たちが担当しています。■優勝旗
大会が異なるため、春と夏の大会では優勝旗も大きな違いが。春は紫紺にVICTORYの文字、夏は深紅に優勝の文字と、色やデザインは大きく異なっているのですが、なかなか風ではためいている状態で見ることがないので、ちょっとわかりにくいかもしれません。他にも日程の差や、試合の組み合わせ方といった違いが挙げられます。
推薦という、一発勝負の運に左右されず、安定した実力を評価されて出場する高校が集う選抜高校野球は、少数精鋭の白熱した試合を期待できるのが魅力のひとつ。この大会で活躍した選手が、ひと回りもふた回りも大きくなって夏に帰ってくるのかも楽しみですね♪
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