土星の環を突き抜ける!「光り輝く飛行物体!?」その正体に驚き
「土星」と聞くと、巨大な「環(わ)」が特徴的な、美しい惑星を思い浮かべる人も多いはず。
まるで円盤のように見える土星の環ですが、実は様々な大きさの氷の粒が連なって回転しているもの。これに太陽の光が反射することによって、輝いているように見えています。
土星の環にはそれぞれ名前が付けられており、内側からD環・C環・B環・A環・F環・G環・E環という並び順。これは、発見された順番にアルファベットが付けられたもの。
環の直径は非常に大きく、およそ27万kmあると言われています。なんと、地球の直径のおよそ22倍にあたる長さというから驚き!
土星の環を突き破る!?謎の飛行物体
そんな神秘的な土星の環ですが、NASAによって撮影された写真の中に、奇妙な飛行物体が写り込んでいると話題に。こちらの画像をよ~く見てみると……。
拡大してみると、そこには白く発光する飛行物体が! 勢いよく飛び出して、土星の環を突き破っているようです……。さらに、手前にも謎の物体が確認できます。
これは一体何なのでしょうか。都市伝説ファンの間では「土星の環の中で休眠状態だったUFOが目覚めた !」「エイリアンのドローンだ!」など、様々な説が語られているようですが……。
飛び出す土星UFOの正体とは?
「これは土星のUFOを捉えた瞬間!?」かと思いきや、この物体の正体は「雪玉」ではないかと言われています。
この雪玉が突き抜けているのは、7つある環の中でも特殊だとされている「F環」。F環は、近くにある衛星プロメテウスの引力により、溝や雪玉を形成することがあるそう。雪玉は引力や衝突で砕けてしまうそうですが、壊れずに残ったものがF環を突き抜けることも。
この写真は、そんな貴重な瞬間を捉えたものだったようですね!
今回はUFOではありませんでしたが、土星については「水がある」「生物が存在する可能性がある」など、様々な説が研究者の間で議論されているようです。
いつか本当に、土星に暮らす生命体が見つかる日が来るかもしれません……。
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