Googleパスワードマネージャーを使ってド忘れ&流出を阻止!使い方と機能を解説!【スマホニュース】
チケットの購入やサブスク、クラウドなど、オンラインで様々なサービスが利用できるようになった昨今。便利な一方で、ログインに必要なメールアドレス/IDや、パスワードをすべて覚えておけない! といった悩みを抱えている人は多いでしょう。そんな時にはGoogleの「パスワードマネージャー」を使って管理するのが便利です。
たくさんのログイン情報を登録しておける優秀なサービスで、管理が苦手な人にはおススメ。この記事ではGoogleのパスワードマネージャーの使い方を紹介します。
Google パスワードマネージャーとは?
Google パスワードマネージャーとは、Googleが提供するパスワード管理サービスです。様々なサービスにログインをする際、パスワードマネージャーと連携を行うか、機能の登録画面でサービスのURLと共に設定しておくことで、ログイン情報の保存・管理ができます。
また、複雑なパスワードを設定していた場合、文字列を確認をしながら入力するのは手間がかかりますよね。そんな人のために、ログイン情報を保存したサービスのログイン画面を開くと、登録してあるパスワードなどを自動で入力してくれる機能も搭載されています。
■デバイスを問わずに確認できる
パスワードマネージャーは、Googleアカウントに紐づいたクラウドにログイン情報を保存します。このことから同じアカウントにアクセスすれば、デバイスを問わずにログイン情報を確認できます。普段はパソコンで利用しているサービスにスマホでログインをするときや、デバイスごとに使っているブラウザが違っていても利用できます。
パスワードマネージャーの安全性は?
パスワードマネージャーを使用するにあたって、気になるのがセキュリティについてでしょう。
Googleアカウントそのものにアクセスされなければ、当事者以外はログイン情報を確認できません。逆にいうと、第三者にアカウントを乗っ取られた時はすべてのIDやパスワードが閲覧されてしまう事になります。
つまり、パスワードマネージャー内の情報を守るためには、Googleアカウントにログインをさせない対策が必須です。
対策としてはGoogleアカウントの「2段階認証」を有効にしておくのが効果的です。詳細な設定方法は以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。
■Google アカウント、放置は危険!? 設定でできるセキュリティ対策
パスワードマネージャーの使い方
パスワードマネージャーはアカウント作成時から有効になっている機能ですが、意図せず設定を無効にしていることもあるかもしれません。まずは機能が働いているかを確認しましょう。スマホの設定アプリを起動して「プライバシー」をタップし、「Google の自動入力サービス」を選択。
続く画面で「Google 自動入力を使用する」を押して機能をオンにしましょう。これでパスワードマネージャーが使えるようになります。
■パスワードの登録
パスワード及び、ログイン情報を登録するには、サービスのログイン画面から行う方法と、管理画面から行う方法の2つがあります。ログイン画面から行う方法は、各サービスのログイン画面でパスワード情報を入力したあと、「パスワードを保存しますか?」と確認が表示されたら、「保存」をタップするだけです。
この際、パスワードマネージャーが有効になっているアカウントで操作をしましょう。
管理画面から登録を行うには、設定アプリの「Google の自動入力サービス」をタップして、「Google パスワード マネージャー」に進みます。
画面が切り替わったら「パスワードを検索」の横にある「+」マークを押すと、ログイン情報の追加画面に移動します。各項目にサイトページのURL、アプリ、ユーザー名(アドレス、ID等)、パスワードを入力をして、最後に「保存」を押せば操作は完了です。
■パスワードを確認する方法
設定アプリの「Google の自動入力サービス」をタップして、「Google パスワード マネージャー」に進みます。一覧から登録しているサービス、またはアプリを選択したら、続いてロックの解除を行います。スマホのロック画面に設定しているPINコード、パターンで解除するとログイン情報の閲覧ができます。パスワードを見る場合は「目」のマークをタップしてください。
■Chromeで安全性の高いパスワードを生成
パスワードのセキュリティ対策として、「同じものを使いまわさない」「予測されにくい複雑なもの」にすることは重要です。ただし複雑なパスワードをいくつも考えたり、覚えておいたりするのは難しいでしょう。ブラウザアプリのGoogle Chromeには、パスワードの自動生成機能があります。予測されにくい複雑なパスワードをランダムに作成してくれる機能で、安全性が非常に高いものです。
パスワードの自動生成を利用するには、Google Chromeアプリを起動し「設定」をタップして、続いて「同期」の項目を選択します。
続く画面で「パスワード」にチェックを入れましょう。これで機能が有効になったので、各サービスのパスワード設定画面にて「安全なパスワードを自動生成」を選べばOKです。
生成したパスワードは、パスワードマネージャーに登録をして管理することを忘れずにしておきましょう。