「トラッキングを許可」とは一体なに?機能や許可をしたらどうなるかを解説!【スマホニュース】
スマホでアプリを使っていたり、ネット検索をしていると度々「トラッキングを許可」といった表示を目にしたことがありませんか? よく調べないままで許可をしてしまうと余計なトラブルに発展するかもしれません。
そこでこの記事では、トラッキングの基本情報と許可をするとどうなるのか、または機能をオフにする方法を紹介します。
トラッキングとは、スマホのネット検索やアプリの利用履歴をもとに、ユーザーの興味感心に沿った広告を表示する機能です。「追跡」の意味を持つ英単語の「Track」から機能の名称がつけられています。
具体的な例を挙げると、ネット検索で旅行情報について調べたあとにほかの無関係なアプリを起動すると、旅行にまつわる広告がアプリ内に表示されるようになります。
これまでよく利用するネットページやアプリと似たジャンルの広告が表示された、という経験をした人はいるでしょう。それらのほとんどの原因はトラッキング機能によるものです。
・地域ごとの気象情報の検索
・公共交通機関の経路検索
・閲覧したページや記事の情報
・SNSなどで閲覧したアカウント情報
・ネット通販の購入履歴
・スマホで予約した店舗の情報
・過去に閲覧した動画の情報
これはユーザーが過去に利用したサービスのキャンペーン情報などを目につきやすい箇所に表示をしてくれるため、漏れなく情報を享受できるといったメリットがある訳です。
一方で、収集された利用履歴を悪用、または流出しないのかというセキュリティ面において不安に考えている人も多いでしょう。トラッキングを許可することでセキュリティが危険なリスクに遭う可能性は、ほぼ無いと言えます。
ですので基本的には機能を有効にしていても、特に身構えたりする必要はないので安心して利用してください。
先の項目で”ほぼ”と付けたのは、ごく稀ですが不当にトラッキング情報を収集・悪用されることもあるからです。そういったトラブルは特にアプリ関連に多く、本来の機能とは無関係なアクセス許可をしてしまうのが主な原因です。
例えば電卓アプリで「位置情報」機能のアクセス権限を求められるのはおかしいですよね。それを考慮しないままトラッキングを許可すると、行動履歴を収集されプライバシーに影響がでてしまうことも。
どのアプリが危険なリスクを孕んでいるのか、というのは断言できせん。一度、アプリの機能や設定を見直してからトラッキングを許可する必要があります。
そこでここからはトラッキングをオフにする方法について紹介します。
スマホの「設定」アプリを起動して、機能の中から「プライバシー」を選びます。続いて画面をスクロールして「広告」を選択。
次に「広告IDを削除する」を押しましょう。 画面が切り替わったら「広告IDを削除する」を押して操作は完了です。
これでトラッキング情報の提供を防ぐことができました。
Google Chromeを起動して、画面の右上にある3つの点が並んだマークを押しましょう。続いてメニューから「設定」を選びます。
続いて「プライバシーとセキュリティ」の項目をタップして、次の画面で「「トラッキング拒否」リクエストを送信する」を選びます。
画面が切り替わったら上部の設定をOFFに切り替えたら操作は完了です。
ちなみに、スマホ本体とChromeともにトラッキングをオフにすると行動履歴が収集されなくなる一方で、サイトなどで興味のない広告が表示されやすくなります。またこの機能は広告を遮断できるわけではないのでご注意ください。
そこでこの記事では、トラッキングの基本情報と許可をするとどうなるのか、または機能をオフにする方法を紹介します。
トラッキングとは一体なに?
トラッキングとは、スマホのネット検索やアプリの利用履歴をもとに、ユーザーの興味感心に沿った広告を表示する機能です。「追跡」の意味を持つ英単語の「Track」から機能の名称がつけられています。
具体的な例を挙げると、ネット検索で旅行情報について調べたあとにほかの無関係なアプリを起動すると、旅行にまつわる広告がアプリ内に表示されるようになります。
これまでよく利用するネットページやアプリと似たジャンルの広告が表示された、という経験をした人はいるでしょう。それらのほとんどの原因はトラッキング機能によるものです。
■提供される情報の種類
トラッキング機能により提供される利用履歴情報は多岐に渡ります。Googleアカウントによるトラッキングもあれば、各アプリごとに設定されているものあるため、全てを特定するのは困難ですが、代表的なものを以下にまとめました。・地域ごとの気象情報の検索
・公共交通機関の経路検索
・閲覧したページや記事の情報
・SNSなどで閲覧したアカウント情報
・ネット通販の購入履歴
・スマホで予約した店舗の情報
・過去に閲覧した動画の情報
トラッキングを許可するとどうなる?
そもそもトラッキング機能の主な目的は、「ユーザーの興味関心の深い内容の広告を効率よく提供するため」となっています。これはユーザーが過去に利用したサービスのキャンペーン情報などを目につきやすい箇所に表示をしてくれるため、漏れなく情報を享受できるといったメリットがある訳です。
一方で、収集された利用履歴を悪用、または流出しないのかというセキュリティ面において不安に考えている人も多いでしょう。トラッキングを許可することでセキュリティが危険なリスクに遭う可能性は、ほぼ無いと言えます。
ですので基本的には機能を有効にしていても、特に身構えたりする必要はないので安心して利用してください。
■一部アプリのアクセス権限に注意
先の項目で”ほぼ”と付けたのは、ごく稀ですが不当にトラッキング情報を収集・悪用されることもあるからです。そういったトラブルは特にアプリ関連に多く、本来の機能とは無関係なアクセス許可をしてしまうのが主な原因です。
例えば電卓アプリで「位置情報」機能のアクセス権限を求められるのはおかしいですよね。それを考慮しないままトラッキングを許可すると、行動履歴を収集されプライバシーに影響がでてしまうことも。
どのアプリが危険なリスクを孕んでいるのか、というのは断言できせん。一度、アプリの機能や設定を見直してからトラッキングを許可する必要があります。
トラッキングをオフにする方法
トラッキングを許可しても危険なリスクはほぼありませんが、利用履歴を追跡・提供されるのは気になる、という人は多いでしょう。そこでここからはトラッキングをオフにする方法について紹介します。
スマホの「設定」アプリを起動して、機能の中から「プライバシー」を選びます。続いて画面をスクロールして「広告」を選択。
次に「広告IDを削除する」を押しましょう。 画面が切り替わったら「広告IDを削除する」を押して操作は完了です。
これでトラッキング情報の提供を防ぐことができました。
■Chromeのトラッキングをオフ
先ほど紹介した通り、各アプリにも独立したトラッキング機能が搭載されていることがあります。ここでは多くの人が利用しているブラウザアプリ「Google Chrome」の設定をオフにする方法も紹介します。Google Chromeを起動して、画面の右上にある3つの点が並んだマークを押しましょう。続いてメニューから「設定」を選びます。
続いて「プライバシーとセキュリティ」の項目をタップして、次の画面で「「トラッキング拒否」リクエストを送信する」を選びます。
画面が切り替わったら上部の設定をOFFに切り替えたら操作は完了です。
ちなみに、スマホ本体とChromeともにトラッキングをオフにすると行動履歴が収集されなくなる一方で、サイトなどで興味のない広告が表示されやすくなります。またこの機能は広告を遮断できるわけではないのでご注意ください。