金運・恋愛運がアップする!? 2024年1月の満月「ウルフムーン」はいつ?【スマホニュース】
北米大陸に古くから暮らしていたネイティブアメリカンたちは、毎月出現する満月に名前を付け呼び親しんでいました。そんな彼らが「ウルフムーン」と呼ぶ1月の満月が、2024年1月26日(金)の3時前に見ごろを迎えます。
個性を発揮して自分らしく過ごすことができたり、金運・恋愛運もアップしてくれるという満月の、観察ポイントを解説していきましょう!
豊かさをもたらしてくれる!? ウルフムーンとは?
自然の声を聞き、対話をしながら暮らしているネイティブアメリカンは、およそ30日サイクルで満ち欠けを繰り返す月に、季節の移り変わりを感じる名称を付けていました。■雪深い世界に響く遠吠え
雪に包まれた村に夜の帳が下りたころ、遠くから狼の遠吠えが響いてくる。そんな季節に昇る月というイメージから、ネイティブアメリカンは1月の満月をウルフムーンと呼んだそう。NASAの公式サイトでは、1930年代に「The Maine Farmers' Almanac(メイン州農民年鑑)」がネイティブアメリカンの満月の名称を掲載したことで広く知られるようになったと紹介しています。
■ウルフムーンに願いたいこと
日々身に着ける衣服や装飾品に樹木や花、星々といったデザインを取り入れてきた昔の人たちが、姿を変えながら夜空に昇ってくる月に神秘を感じ、祈ることで願いが叶うと考えても不自然なことではありません。ウルフムーンには「金運・恋愛運アップ」「個性が生きる」といった意味があるとされ、豊かな暮らしが実現できるように満月に願いをかけたり、撮影した満月の写真をスマホのホーム画面に壁紙として設定し、日ごろ目にしたりすると効果があるという説も。
ウルフムーンの見ごろは?
国立天文台の発表によると、ウルフムーンとなる月が最も満ちるのは2024年1月26日の2時54分。月も比較的高い場所にあるため、雲が多くなければ、凛とした夜空に見事な満月を見ることができます。■ウルフムーンを見るならこの時間も
「3時近くは夜も遅いうえ気温が低いからもう少し早い時間に見たい」という人におススメなのは、2024年1月26日0時から1時ごろ。この時間帯は、まん丸に見えるお月様が頭上に輝いているはず。月は3時ごろに西の空に移動するため、西側に高い建物があって見えないかもという人にもぴったりです。
■ウルフムーンの場所をアプリでチェック
太陽や月といった天体は、日々軌道が変化しているため、満月当日の月の動きをアプリで事前に知っておくと便利です。ウルフムーンがどのように動いていくのか、天体観測アプリ「Sky Tonight」を使って再現してみましょう。アプリが起動したら、画面の上部にある日付を2024年1月26日00:00にセット。画面を下にスワイプすると、頭上の真上「天頂」が見えてきますから、この近くに満月が見つかります。
月をタップすると軌道を表示。設定されている時間だけでなく、最も満ちる3時ごろなど、いつどこに月があるのかも一目瞭然です。
「Sky Tonight」のカレンダー機能を使えば、月齢、月の出・入り時間も手軽にチェック可能。画面に表示される月は、現在地でその日に見られる姿を正確に再現しているので、肉眼ではわかりにくい細かい満ち欠けも確認できますよ♪
冷え込みが強くなる時期です。特に明け方に観察するときは1日で最も冷え込む時間ですから、暖かい服装で満月の観察をお楽しみください。
出典:国立天文台
出典:NASA