Googleフォトの容量がピンチ！効率よくストレージ容量を確保できる便利設定【スマホニュース】

Googleフォトといえば、スマホで撮影した写真や動画を自動でクラウドにバックアップしてくれる便利なサービスですよね。ただしストレージ内の空き容量が少なくなってくると、当然のことながらいずれ保存ができなくなる事態になり得ます。そこでこの記事では、Googleフォトの保存容量を確保するために役立つテクニックを解説します。

Googleフォトの保存容量は？

Googleフォトで利用できるストレージ容量は、2021年6月にそれまで無制限だったものが、最大15GB上限までに変更されました。

スマホのカメラで撮影した写真や画像1枚を2～3MBとした場合、15GBのストレージ容量だと6,000～7,500枚程度まで保存できる計算です。ただしデータ容量の大きな高画質な画像や動画を撮影した場合、当然のことながら保存容量はかさむのであくまで目安として考えておきましょう。

■他サービスの容量にも注意

Googleフォトで使用できるストレージ容量は「最大15GB」と紹介しましたが、必ずしも単体のサービスで全てを利用できるとは限りません。

というのも、ストレージ容量の15GBというのはひとつのGoogleアカウントに割り振られている総データ容量のことを指しています。



つまり「Gmail」や「Googleドライブ」といった他サービスにデータが保存されている場合、Googleフォト単体で利用できるストレージ容量は、実質15GBよりも少なくなるということです。

ただしその一方で、Googleフォト以外のデータを消去することで保存容量を確保することもできる訳です。ストレージ容量を確保するには、各サービスのデータを削除・移行することがもっとも手っ取り早いので、まずはいちど見直しを行いましょう。

容量を確保する便利設定

Googleフォトの保存容量の圧迫を防ぐには、データ削除のほかに設定から行える対策も有効です。簡単に行えるものがほとんどですから、参考にしてください。

■自動バックアップをオフ

Googleフォトはスマホで撮影した写真や動画を、自動でバックアップしてくれる機能を持っています。

便利な一方、バックアップ機能が有効だと、いらないデータも一括でアップロードされてしまうので、いつのまにかストレージが圧迫する原因にもなります。

本当に必要なデータだけを保存しておきたい場合は、自動バックアップのオフがおススメです。

Googleフォトのアカウントアイコンをタップして、続く画面で「バックアップ」を選択します。



右上の項目から「バックアップの設定」を選び、「バックアップ」の項目をタップすればオフにできます。





自動バックアップをオフにするとアカウントアイコンの下に雲のマークが付くようになります。機能のオン／オフはここからでも確認できます。



写真をアップロードする場合は、フォトアルバムからデータを選択して、画面の上にある「雲のようなマーク」をタップしてバックアップをしてください。

■バックアップ画質を変更

Googleフォトには写真がアップロードされる時の画質を節約できる設定があります。1枚ずつの容量を減らすことができるので、バックアップ容量の圧迫を抑えることができるほか、オリジナル画質よりもたくさんのデータを保存できます。

Googleフォトを起動したら、右上にあるアカウントアイコンをタップして、「バックアップ」を選びます。



右上の項目から「バックアップの設定」を選び、続く画面にある「バックアップの画質」の項目を選びましょう。



次に「保存容量の節約画質」をタップして、「選択」を選べば操作は完了です。　



■画質はどのくらい低下する？
オリジナルの写真と節約画質を介した写真を比較してみましょう。左がオリジナル画質、右が節約画質の写真です。一切拡大をしていないサイズでは一見、画質の劣化は目立ちません。



写真を拡大して比較すると、節約画質の方は少しだけ粗さと色の変化が目立つようになりました。



どうしても画質を低下させたくない人、または写真を引き伸ばして利用する場合は節約画質はあまり向いてません。一方で、スマホ内だけで写真を楽しみたい人、画質は重視していない場合は節約画質で十分かもしれません。1度自分の目で確認をしてから好みの設定を選びましょう。

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