スマホカメラの写真サイズを変更してデータ容量不足を解消!
スマホはいつでも手軽にカメラで写真撮影ができる反面、撮った写真がどんどんたまっていくという問題も。最近のカメラ画像は美しさと比例するように、データのサイズもアップしています。そこで、データ容量を抑える方法をご紹介。これさえ知っていれば、スマホ本体の容量を圧迫して困るという悩みも解決です!

写真のサイズを変えるとデータ量も変わる
デジタルカメラの写真は、小さな粒子の集まりでできています。その粒子の数は6,000×4,000のような画素数(「解像度」と呼ばれることもあります)で表され、この画素が多いほどデータサイズは大きくなるもの。つまり、画素数を減らせばデータのサイズも下げることが可能なのです。■写真サイズとデータの大きさはリンクする
画素数を下げると写真の見た目がザラザラしたり、ピントが合っていないようなにじんだ画像になる傾向があるのも事実。しかし、プリントしたり紙のアルバムに残すのではなく、SNSにアップするといったデジタル用途に限るなら、あまり気にならないレベルのサイズに抑えるべき。同じ写真を2種類の画素数で比較してみました。上が1,900×1,267、下は3,800×2537。

データサイズは4.2倍の差が! このように、画素数を下げるだけで容量の節約ができるのです。では、その方法をお伝えしましょう♪
■カメラアプリの設定から解像度を変更する
最も手軽な画素数の変更方法は、スマホのカメラアプリの設定を調整すること。Androidでは多くのデフォルトカメラにこの機能があり、縦横比の変更とともに画素数の調整ができます。
他にも、「Open Camera」のように幅広い画素数で切り替えのできるカメラアプリがありますから、これらを使うと簡単です。

iPhoneはデフォルトカメラの画素数調整など、細かい設定を変更することができないため、次に紹介する、画像のリサイズや圧縮率を調整してファイルのサイズを小さくしましょう。
■アプリを使って写真サイズを変更する
画素数を下げてもかまわない写真は、アプリでリサイズをして容量を抑えるのが簡単。ここでは、Android、iPhoneそれぞれのおススメアプリをピックアップしました。Android: 写真リサイズ Photo Resizer
画像を縮小することに特化したシンプルなアプリ。あらかじめ用意されているサイズの他に、任意のサイズに縮小することも可能です。細かい設定を必要としないわかりやすい操作も支持され、累計100万ダウンロードを突破。

iPhone: 画像圧縮:まとめて写真を圧縮して容量を削減しよう
こちらも直感的な操作がうれしいアプリです。リストから複数の画像ファイルを選択して一括リサイズしてくれますから、たまってしまった写真を一気に整理するのにも便利♪

スマホの写真サイズはどれくらいが適当?
SNSやスマホで写真を見返す程度なら、撮影した写真の画素数は4Kの解像度「3,840×2,160」もあれば十分。これは、一部のスマホのみ4Kディスプレイを搭載し、iPhoneを含めほとんどがそれ以下の画素数のため、ほぼすべての機種できれいに見える大きさになります。画像をリサイズする際はこの数値を基準にすればOK!
▲この設定が4Kの画素数と同じ。
画素数「3,840×2,160」の画像は「JPG」で保存するとおよそ4~5MB程度。これなら2,000枚あっても10GBくらいですから、かなりの枚数をスマホの本体に保存しておけそうです。
Androidのように画素数を変更できる場合は、撮影する前にサッと設定を操作するだけ。忘れてもiPhoneと同じようにあとからリサイズをすれば、データのサイズを縮小することができます。スマホはデータがいっぱいになってくると、動作が遅くなるなど支障がでることも。ちょっとした操作やアプリのひと手間で大切な写真を残しつつ、スマホのデータ領域を節約しましょう!
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