古代のオーストラリアに「宇宙人が来ていた!?」壁画に残された驚きのものとは
建築物の壁や天井、洞窟などに描かれている「壁画」。一口に壁画と言っても、その種類は様々。
中でも、フランスのラスコー洞窟で発見された洞窟壁画や、エジプトのツタンカーメン王墓の豪華な壁画、ミラノの修道院に描かれたレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」などが、有名な壁画として知られています。
当時の文化や歴史、芸術を感じることができる壁画ですが、発見されたものの中には、思わず「これ何？」と言ってしまうような、不思議なものも……。
壁画に描かれているものは何？
不思議なものが描かれた壁画があるのは、オーストラリアの北部のカカドゥ国立公園。ここには、先住民族によって描かれた古代壁画が残されており、古いものだと5万年以上も前の壁画があると言われています。公園内にある、こちらの岩壁画を見てみると？
そこには、宇宙服のようなものを身にまとった人々と、まるで胴上げされているかのように宙に浮かぶ人物が。大きな目に細長い手……。SF映画の宇宙人を彷彿とさせるような、不思議なビジュアルをしています。
同じ壁の上部には、不思議な模様に覆われた謎の人物と、UFOのような物体まで描かれているではありませんか。とても人間を描いたようには思えない、謎の壁画の数々。古代の人々は一体何を見て壁画に残したのでしょうか……？
壁画に描かれた宇宙人の正体は!?
実はこの壁画、何万年も前の古い物ではなく、1964年にオーストラリアの芸術家によって描かれたもの！ 古い物ではありませんが保存状態が良いので、カカドゥ国立公園の壁画の中でも人気のスポットして知られています。
絵には神話に登場する人物や、近くで獲れる魚などが描かれているようです。宇宙服のようなものを身にまとった人々は、式典に向かう家族なんだそう。
まだまだカカドゥ国立公園には、不思議な壁画がたくさんありそうですね……！ ぜひ、Google マップのストリートビューの機能を使って散策してみてください♪
「Google マップ」でじっくり見てみよう！
下の地図を動かして、付近を散策してみましょう！
