電話のかけ直しで高額請求!「+」から始まるナンバーに注意
スマホに突然の着信が。出ようと思ってスマホを見るとビックリ! もし着信先が「+」から始まる見知らぬ電話番号だったら、あなたは着信に応答しますか?
知らない国際電話からの着信は詐欺かも!?
近頃急増している国際電話を使った詐欺電話。突然かかってきてワンコールで切れてしまうため、"国際ワン切り詐欺"とも呼ばれています。
実際にSNS上では「うっかり出てしまった!」、「立て続けに違う国から2度着信がきた」など、様々な報告が飛び交っているよう。
この詐欺の最大の特徴は、かかってくる電話番号が「+」から始まること。
報告の多い国としては、「+62」のインドネシアや「+675」のパプアニューギニア、「+887」の中国が見受けられましたが、なかには名前を聞いたことがないような場所からの着信も。
これを受け大手キャリア3社では、安易に折り返さないよう呼びかけがされています。
うっかり折り返すと巨額な請求が!親世代の詐欺対策は大丈夫?
とはいえ、知らない番号からの着信は「もしかして大事な用事?」と、ついかけ直したくなるもの。
もし見知らぬ国際電話からの不在着信を折り返してしまったら、どうなるのでしょうか?
「国際ワン切り詐欺」に応答すると、30秒ごとに約250円という高額な通話料金がユーザー負担で発生します。たった5分間繋いだだけでも支払額はなんと2,500円に。
これが世界中で行われているとなると、相当な被害額が出ていると予想できます。
そこで気を付けたいのが、スマホを使い慣れていない親世代の被害。
「+」から始まる電話番号が国際番号だと知らずに折り返してしまったり、詐欺グループとの通話のなかでさらに被害を生んでしまう可能性も十分にあり得ます。
知らないうちに被害者にならないよう、詐欺情報に関する周知やあらかじめスマホのセキュリティーを高めておく必要がありそうです。
スマホの安全性を高めるアプリで対策
国際ワン切り詐欺に引っかからないよう家庭内で確認しておくことは、海外からの着信はいったんスルーするということ。もし発信源が気になったら、コールが切れたあとで調べるのが確実な見極めの方法といえそうです。
また、もし家族のなかでスマホに慣れていない人がいる場合は、セキュリティーアプリでスマホを守るのも一つの手。ドコモの公式アプリ「あんしんセキュリティー」では、不審な着信があればすぐに警告で知らせてくれますよ。
迷惑電話はもちろん、業者を装ったメールやウイルスが仕込まれた危険サイトなども自動で探知。どこから襲ってくるか分からないサイバー犯罪の罠から、スマホをいつでも守ってくれるんです。
スマホを持って間もない子どもや親世代がいる家庭では、セキュリティーアプリを使うことも検討してみるといいかもしれません。
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