2024年4月の満月「ピンクムーン」はいつ？恋愛・金運アップのチャンス!?【スマホニュース】

dアプリ＆レビュー編集部 2024/04/10 10:00

古くから北米大陸で暮らしてきたネイティブアメリカンたちは、季節のイメージを満月に名付け呼び親しんできました。そんな彼らが「ピンクムーン」と呼ぶ4月の満月が、2024年4月24日（水）に日付が変わった直後、0時過ぎに見ごろを迎えます。
豊かさに満ち溢れるパワーを秘めているといわれる満月の、観測ポイントを解説していきましょう！

充実と安らぎをもたらす!?　ピンクムーンとは？

小規模な農耕と狩猟生活を続け、自分たちが生活するのに必要な量以上の動植物を獲らずにきたネイティブアメリカンは、およそ30日サイクルで満ち欠けを繰り返す月に、その時期を象徴するようなできごとの名を付けました。

■ピンクムーンは月がピンク色なの？

ピンクムーンはその名から想像すると、満月がピンクに色づくような印象を与えます。しかし、ピンクになるのは月ではなく大地。北米では、4月にシバザクラやクサキョウチクトウが咲き誇り、野山一面がピンク色に染まることから、この時期の満月をピンクムーンと呼ぶようになったそうです。

ネイティブアメリカンが付けた満月の名称が広く知られるようになったのは、1930年代に「The Maine Farmers' Almanac（メイン州農民年鑑）」という書籍で紹介されたことが発端だとNASAの公式サイトでは紹介しています。

他にも「草木の芽生え月（Sprouting Grass Moon）」や、産卵のために遡上する魚に因んだ「フィッシュムーン」という名前も使われていたのだとか。

■ピンクムーンに願いたいこと

日本にもかぐや姫の物語があるように、昔の人びとが満ち欠けをしながらその姿を変える月に神秘を感じ、祈れば願いが叶うと考えても不自然なことではないでしょう。

ピンクムーンにはその愛らしい名称にふさわしく、パートナーとのつながりが強固になる「恋愛運向上」をはじめ、リラックスできる時間を得るという「充実」と「安らぎ」の効果があるという説も。ピンクムーンをスマホで撮影し、ロック画面やホーム画面の壁紙として設定するといいかもしれませんね♪

ピンクムーンの見ごろは？

国立天文台の発表によると、ピンクムーンとなる月が最も満ちるのは2024年4月24日の8時49分。しかしこの時間は夜が明けているうえ、肝心の月はもう沈んでいます。ではいつが見ごろなのでしょうか？

■2024年のピンクムーンは夜明け前に見よう！

最も観察しやすいピンクムーンは2024年4月24日になった直後の深夜0時を回ったあたり。この時間は月が高い場所にあるので見つけやすいのが特徴です。
より満月に近い月を見たいときは、夜明け前の4時前後がオススメ。東京の場合、4時48分には月が沈み見えなくなってしまいますから、それまでにピンクムーンを見つけてくださいね。

■ピンクムーンの場所をアプリでチェック

月に限らず天体は軌道が変わり、出現する時間や方角が日々異なっています。当日の満月の動きを確認するならアプリが便利。ピンクムーンがどのように動いていくのか、天体観測アプリ「Sky Tonight」を使って再現してみましょう。

アプリが起動したら、画面の上部にある日付を2024年4月24日0:00にセット。南南西へ画面を動かすと、地平線上に巨大なケンタウルス座が見えてくるので、その頭上に満月を見つけることができるでしょう。
月をタップすると軌道が出現。設定した時間だけでなく、刻々と移動していく月の場所が一目瞭然です。