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火星で「ドラゴンの化石」発見?NASAの火星探査機キュリオシティが見たものとは

「クレーター」と聞くと、月をイメージする人が多いかもしれませんが、火星にも多くのクレーターがあることをご存知でしょうか? たくさんある火星のクレーターの中には名前が付けられているものがあり、その名前は科学者やSF作家、地球上の町にちなんで名づけられます 。

Rover on the Mars


中でも有名なのが「ゲールクレーター」。19世紀に火星の観測を行った天文学者の、ウォルター・フレデリック・ゲイル氏から名づけられたこのクレーターの直径は154kmに及び、35億年から38億年前に形成されたと考えられています。ゲールクレーターはかつて、何千万年にもわたって湖だったと考えられており、NASAが「火星探査機キュリオシティ」をこ送り込んで調査を進めていました。

火星にドラゴンの化石!?


そんな「ゲールクレーター」ですが、火星探査機キュリオシティによって撮影された写真に、「奇妙なものが写り込んでいる」と話題に。一見すると岩だらけの大地が広がっているだけで、生物の姿はなさそう……。と思いきや、画像の下に注目。

NASA
<NASA 公式ホームページ>


NASA

まるでアニメやゲームに登場する、ドラゴンの背中のようなものが出ているではありませんか! 砂に埋もれていて全体は確認できませんが、細長い胴体にはトゲのようなものが規則的に並び、自然に出来たものとは思えない見た目。
さらに、他の写真にもドラゴンの背中のようなものが。

NASA


NASA


砂から一部分だけ出ていることから、化石のようにも見えます。世界中の伝承や神話に登場し、伝説上の生物とされるドラゴン。地球上ではなく、火星に生息する生き物だったのでしょうか……?

ドラゴンの化石の正体は!?


「火星でドラゴンの化石発見か!」と思いきや、専門家によるとこの突起は、地球上で大きな地震の際に現れる「砂のスパイク」として知られているものに似ているのだそう。

image


イギリス、バーミンガムのアストン大学のリチャード・アームストロング教授は、「これらの構造は火星では非常に珍しく、私の経験の中でもユニークだ」と語りました。しかし、火星のスパイクと地球のスパイクの間にはいくつかの違いがあり、一部の地質学者によって指摘されているようです。
さらに、都市伝説ファンの間では「エイリアンの宇宙船の一部」だと噂されているようですが、この可能性についてアームストロング教授は「スパイクは宇宙ゴミである可能性は低いが、その可能性は除外することはできない」と言うから驚き。
火星にはまだまだ人類が知らない秘密が眠っていそうですね……!

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machiuke

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