スペイン上空に「空中都市」出現!?その驚くべき正体とは
スタジオジブリの長編アニメーション映画で、宮崎駿監督の作品のなかでも人気の高い「天空の城ラピュタ」。
主人公のパズーは、ある日空から降ってきたシータという不思議な少女を助けます。そのシータが身につけていた「飛行石」を手に入れようとする政府機関や海賊たちに、2人は追われることに。2人は飛行石をめぐる陰謀に巻き込まれ、天空に浮かぶ伝説の島「ラピュタ帝国」にいざなわれてゆく……。というお話です。
この「ラピュタ」という名称は、アイルランドの風刺作家ジョナサン・スウィフト氏の「ガリヴァー旅行記」に登場する、空を自在に移動できる王国「ラピュータ」からとったものと言われています。「空飛ぶ城や都市なんて、空想上のものでしょ!」と思った人も多いはず。
ところが、中世フランスには空中の大陸「マゴニア」が存在したという記述があったり、2015年には中国広東市で雲の上に出現した「謎の空中都市」が撮影されたりと、世界中で宙に浮かぶ都市の噂が語られています。
Google マップに「空中都市」が写った!?
そんな不思議な空中都市ですが、なんとGoogle マップに写り込んでいると話題に。発見されたのは、スペイン・バレンシア州のカステリョン。ストリートビューの機能を使って道路を進み、横を見てみると……。
なんと、そこには島のようなものが浮かんでいるではありませんか! 島全体が木に覆われているように見えます。角度を変えて見てみましょう。
周辺に背の高い建物などはなく、建造物との見間違いではなさそう。これは、不思議な力で浮く空中都市を 捉えた瞬間でしょうか!?
「空中都市」の正体は!?
この空中都市らしき物体、ストリートビューで道路を進み、違う角度から見てみると……?
なんと、その正体はフェンスの上からはみ出した木でした! フェンスの色が空の色と同化してしまい、宙に浮かぶ島に見えたようです。 今回は本物の空中都市ではありませんでしたが、「飛行機から雲の上を撮影した写真に、巨人が写っていた」「空から魚が降ってきた」など、不思議な噂も語られているようです。まだまだ謎が多い「空中都市」。今もどこかの空を漂っているかもしれません……。
「Google マップ」でじっくり見てみよう!
下の地図を動かして、付近を散策してみましょう!