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ジャンププラス「姫様“拷問”の時間です」実は美味しいもの満載のハートフルコメディ!?【スマホニュース】

2024年1月からアニメ化もされている少年ジャンプ+(以下、ジャンププラス)の人気タイトル「姫様“拷問”の時間です」。

タイトルだけを見て「えっ、拷問!? 痛いのはちょっと…」と思われたかもしれませんが、そこはご安心ください♪

この作品に登場する“拷問”は、普通の拷問とはかなり違うもの。読み進めていくと「あれ? むしろちょっとうらやましいかも?」と思ってしまうような優しい“拷問”なのです。

今回はそんなギャップに満ち溢れた「姫様“拷問”の時間です」の人気の秘密を徹底的に分析します♪



「姫様“拷問”の時間です」で繰り広げられる拷問とは?


「姫様“拷問”の時間です」の主人公は、王女にして国王軍第三騎士団長の華々しい経歴を持つ姫様。

戦場を駆け抜け、数々の死戦を潜り抜けてきた姫様ですが、とうとう魔王軍に囚われてしまいます。

国王軍の秘密を聞き出すため、姫様を拷問にかけようとする魔王軍。

そして、魔王軍最高位拷問官のトーチャーが拷問具から取り出したのはなんと…?

ふっくら焼かれたバタートーストでした!

思わず「おいしそ~」と本音を漏らしてしまった姫様ですが、確かにその気持ちは痛いほどわかります。

お腹が空いたときに、目の前に焼きたてトーストを出されたら誰だってよだれが出てしまうというもの。

しかし、これは“拷問”。

秘密を話さない限り姫様はトーストを口にできません。

あまりに美味しそうなトーストに、“拷問”を受けているのは姫様ではなく、読者である我々では?と思ってしまうことも。

果たして姫様は美味しそうな“拷問”に耐えきることができるのか?

次はどんな“拷問”が出てくるのかのワクワク感と、姫様が毎回の“拷問”で見せるリアクション、それが「姫様“拷問”の時間です」の魅力でもあります♪

■スイーツにジャンクフードなど必見の“拷問”の数々!


トーチャーが用意してくる“拷問”はトーストだけではありません。

たこ焼きにアンパン、カップラーメンに焼きマシュマロと、美味しそうなもののオンパレード。

特に、深夜のラーメン回の“拷問”の厳しさは魔王軍の実力をこれでもかと思い知らされます。

空腹時に読んでしまうと、読者も姫様と同じように悶えてしまうこと間違いなし。くれぐれもご注意を!

魔王軍はエンタメの宝庫!ゲームや温泉も!


トーチャーが運んでくる美味しそうな食事の誘惑に屈してしまう姫様ですが、魔王軍が仕掛けてくる“拷問”は食事だけに限りません!

appphoto

ゲームにテーマパーク、映画にボウリングにスケートに温泉と、魔王軍が用意する“拷問”は楽しいことばかり。

これはもう、“拷問”という名前のレクリエーションなのでは?とツッコミたくなりますね。

捕虜なのにそんなあちこちに出かけていていいのかな?と疑問もわいてきますが、姫様が満面の笑みで楽しんでいるのを見ていると「ま、いっか」という思ってしまうから不思議ですね。

■ツッコミ役も健在!いや「剣」在!?


王女にして国王軍第三騎士団長という地位にありながら、美味しい食事や楽しい遊びを前にするとつい誘惑に屈して秘密を話してしまうのが、姫様の毎度のお約束。

しかし、そんな姫様を信じ、支える存在も身近にいるのです!

それは、姫様の相棒とも言うべき、伝説の聖剣「エクス」。

エクスは人語を理解してしゃべることのできる不思議な剣で、姫様が誘惑に負けそうになるたび、鋭いツッコミで姫様と読者を唸らせる、なくてはならない存在です。

時にはエクスも誘惑に負けて拷問に屈してしまうのもご愛敬♪

毎回の“拷問”の旅に、エクスがどんなツッコミを見せてくれるかも、本作の魅力のひとつ。

コメディマンガでありながらツッコミ役がほぼ不在のこの作品では、読者の代弁者とでもいうべき貴重なキャラクターでもありますね。

魔王様は恐ろしい風貌の素敵なパパ♪


さて、姫様は魔王軍に囚われているわけなので、当然「魔王」が存在しているわけです。

「魔王」と言えば、様々な物語やゲームなどでラスボス的存在として扱われてきた恐ろしいキャラクター。

本作の魔王も、禍々しいツノに三つの目を持つ凶悪な見た目をしたキャラクター…なのですが、姫様に負けず劣らずのポンコツな魔王様なのです。

姫様が話した秘密も「日曜日は観たいアニメがある」「宝物取ったらかわいそうだろう」と、すべて却下してまったく生かせていないのが魔王様のお約束。

しかし、こんな魔王様ですが部下からの信頼はピカイチ。

何しろ魔王軍は人間界でいうところの超ホワイト企業。完全週休二日制で土日は“拷問”もお休み。

ファンからは「上司にしたいキャラクター」として大人気の魔王様なのです。

■素敵なパパの魔王様


appphoto

魔王軍では良き上司として慕われている魔王様は、奥さんと子どもの三人家族。

一人娘のマオマオちゃんはまだ幼稚園児。見習い拷問官として、たびたび姫様のところで可愛らしい“拷問”に励んでいます。

休日になれば家族でお出かけしたり、家でたっぷり遊んだりと、まさに理想の良きパパでもある魔王様。

魔王城はあんなにも立派なのに、実際に住んでいるのは何故か普通のマンションというところも親近感がわきますね。

「あれ? 魔王ってそんな身近な存在でいいんだっけ?」と、こちらもツッコミどころ満載ではありますが、そのギャップが本作の魅力なのです♪

“拷問”という名のハートフルストーリー


タイトルだけ見ると、ハードな世界観なのでは?と思ってしまう本作。

ですが、本当は心温まる優しい“拷問”ばかりの世界なのです。

魔王軍といっても、人間の世界と何も変わりません。むしろ、美味しい食事に楽しい遊びと、姫様の待遇がうらやましくなってしまうかもしれませんね。

一話完結なので読みやすく、ちょっとしたスキマ時間の暇つぶしにもぴったりな「姫様“拷問”の時間です」。

まだ読んだことのない方は、ぜひジャンププラスをチェックしてください♪





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