Twitterが「シャドウバン」された!?チェックと解除方法を解説!【スマホニュース】

「Twitter」(以下、ツイッター)では昨今、シャドウバンと呼ばれる現象が多発しています。
ツイートをしたものの「誰からも"いいね"が付かない」などの症状があれば、ペナルティを受けている状態かもしれません。
この記事では、ツイッターアカウントが制限を受けた場合に起こる現象と原因、その解除方法を解説します。
シャドウバンとは?制限は4種類

シャドウバンとは、ユーザーが不適切な投稿や違反行為をした場合に行われる制限のこと。
Twitter社はこれを「行っていない」と公表していますが、CEOのイーロン・マスク氏の発言により、違反したユーザーにはペナルティが課せられていることが分かりました。
ツイッターの利用規約に反する行為をした場合、アカウントは次のいずれかのような状態になります。
■シャドウバンで制限される機能
・Search Suggestion ban(サーチサジェスチョンバン)センシティブ設定を解除していないユーザーのTwitter検索に表示されない。
・Search ban(サーチバン)
センシティブ設定を解除しているユーザーのTwitter検索にも表示されない。
・Ghost ban(ゴーストバン)
リプライのやり取りが、自分と相手以外に表示されなくなる。
・Reply deboosting(リプライデブースティング)
送ったリプライが「さらに返信を表示する(攻撃的な内容を含む可能性のある返信も表示する)」といったお知らせに隠れてしまう。
シャドウバンの対象になっても、特定のユーザーからツイートが非表示になる程度の制限ため、ペナルティに気が付かない人が多いのも事実。
こうした特徴から、アカウントが明確に利用できなくなる「アカウント凍結」と区別され、シャドウ(影)バン(禁止)と呼ばれています。
アカウントのシャドウバンを確認する方法

一見判別しにくいシャドウバンですが、一番分かりやすい症状は、投稿したツイートがTwitter検索にヒットしなくなること。
実際、ペナルティに気が付くきっかけの多くは、「検索に出てこない」といったフォロワーからの報告が多いよう。
投稿に対して"いいね"などのリアクションが付かない時や、投稿の閲覧数が極端に低い時は、シャドウバンを疑ってもいいでしょう。
現在制限を受けているかの確認は、ツイッターの検索機能を使ってチェックできます。
■Twitter検索でシャドウバンをチェックする方法
検索バーに「from:」と入力し、続けてアカウントIDを入力。検索結果に自分のアカウントが出てこなければ、シャドウバンされていると判断できます。

やってない?シャドウバンを招く原因

上記の方法でアカウントがヒットしなかった場合、シャドウバンされている可能性は高いでしょう。そこで気になるのが、ペナルティを受けた原因。
Twitter社は制限の対象になる行為や理由を公表していませんが、考え得る原因はいくつかあります。
例えば利用規約に反する以下のような行為は、シャドウバンを招くかもしれません。
■してはいけない行為
・内容が同じまたは似ているリンクやツイートを繰り返し投稿する。・特定のトレンドトピックやハッシュタグ(#記号の付いたキーワード)を乱用する。
・ツイートや返信の送信を自動化する。
・ボットやアプリケーションを使って特定のキーワードで構成された似たような文章を投稿する。
・複数のアカウントで同じような文章を投稿する。
・フォローとフォロー解除を過剰に行う。
出典:ヘルプセンター「検索のルールと留意点について 」より
なかでも知らずにやってしまいがちなのが、「ハッシュタグの乱用」。
投稿にトレンドワードやハッシュタグを入れすぎることで、スパムアカウントだと疑われているかもしれません。

現にユーザーが違法アカウントを通報する際に使う「問題の報告」には、スパムの欄に「ハッシュタグの乱用」と記されており、このことからもハッシュタグが多い投稿は危険なアカウントだと認識されやすいことが分かります。
万が一他のユーザーから通報を受けた場合には、最悪アカウント凍結になる恐れも。
また、短時間に大量の"いいね"やリツイート、フォローをすることも制限の対象になりますから、時間を置いて操作することを心がけましょう。
シャドウバンを解除する方法

シャドウバンの唯一の解除方法は、時間を置くこと。しかし、まれに「トピック」の設定を変更することで、解除される場合があるようです。
いち早く正常なアカウントの状態に戻したい時は、こうした操作をお試しあれ。
■「トピック」のフォローを外す
過去にシャドウバンと思わしき症状のアカウントが大量発生した際、ユーザーの間で広がったのが「トピック」のフォローを外すこと。複数の話題をフォローしていると、ビジネスやスパム目的のアカウントだと判断される可能性があるようです。効果のほどは不明ですが、試してみてもいいでしょう。
タイムライン左上にあるアカウントアイコンを押し、「設定とプライバシー」を選択。「表示するコンテンツ」を押します。

「トピック」を選ぶと、現在フォローしている興味関心のある話題が表示されますから、「フォロー中」のボタンを押して設定を解除しましょう。

■時間を置く
アカウントを見直し、シャドウバンを招く違反行為がないことを確認したら、次にやるべきはアカウントの放置。この時大切なのはツイートやリプライの返信などはせず、完全にアカウントを放置すること。
制限の内容にもよりますが、1日から1週間程度で回復する場合が多いようです。
もし、以上の操作をしても効果がなく、何度もペナルティが課せられてしまう場合は、ヘルプセンターへ問い合わせるのがおすすめ。即解除には至りませんが数日のうちに返信があり、何らかの措置が行われるようです。
毎日サービスを使うユーザーにとっては意外とつらいシャドウバン。これらの制限は利用規約を守ることで簡単に防げますから、ルールを違反しない範囲で楽しくツイッターを利用しましょう。