なぜ隠された?「惑星の裏に巨大な影!?」NASAの探査機が撮影した衝撃の光景

アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)によって開発され、1997年にアメリカのケープカナベラル空軍基地から打上げられた土星探査機「カッシーニ」。
小型探査機「ホイヘンス・プローブ」が搭載され、土星とその衛星の探索など、様々なミッションに取り組んできました。

そのカッシーニが撮影した画像は、NASAのホームページで公開されていますが、その中に奇妙な影が写っていると話題に。
惑星の背後に巨大な影!?
不思議なものが写っているのはこちらの写真。写っているのは、土星の衛星では1番目に大きい「タイタン」と、4番目に大きい「ディオネ」をカッシーニから見た光景。

「なにも写ってないじゃん!」と思いきや、画像の明るさを調整してよく見てみると……。


よく見ると、ディオネの背後になにやら巨大な物体が! これは一体何でしょうか? さらに明るくしてみましょう。

真っ黒な物体からは、触手のようなものが伸びているようにも見えます。手前にあるディオネの直径は1123km。謎の物体はそれよりも大きいようです。
神話に登場する巨人から名付けられたタイタンと、氷の惑星として知られるディオネが並ぶ、神秘的な光景。そこに隠れるこの物体の正体とは……?
謎の影の正体は?
「発見されていない惑星!?」「宇宙を飛び回る、超巨大生物!?」かと思いきや、こちらは画像編集ソフトを使って、黒く塗られたものだそう。
塗りつぶした部分は、明るさを変えても黒いままなので、奇妙な影のように見えたようです。しかし、なぜこの部分を塗りつぶす必要があったのでしょうか?

よく見ると、塗りつぶした部分の後ろから、赤と緑の奇妙な光が漏れ出しているではありませんか!
この画像について、NASAはなにもコメントをしていないようです。そこには「隠さなければいけない何か」があったのかもしれません……。
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