Instagram（インスタグラム）のセキュリティ対策！知っておきたい安全設定【スマホ入門】（動画紹介）（スマホ教室紹介）（5Gギガホ紹介）

dアプリ＆レビュー編集部 2023/06/15 09:58

Instagram（以下、インスタグラム）をはじめとしたSNSで多発している誹謗中傷や乗っ取り被害。自分は大丈夫、と思ってなんの対策もしていないと非常に危険な状態かもしれません。

そこで今回は、SNSのなかでも特に注意が必要なインスタグラムでのセキュリティ対策をご紹介。トラブルに発展するまえに、今回紹介する3つの設定で個人情報を守りましょう。

インスタグラムで情報が流出した例

セキュリティ設定を解説する前に、インスタグラムで実際に起きた、住所が特定された事例を紹介します。どれも「えっ、そんなところから!?」と思うようなものばかりです。

■ベランダから見える景色

インスタグラムに投稿するため、何気なく撮影したベランダから見た外の景色。このような写真からは、どのマンションのどの部屋にいるのかがわかってしまうため、かんたんに住所が特定されてしまいます。

■マンホールなどに書かれた地域情報

外で撮影した写真にマンホールや電柱は映っていませんか？　じつは、マンホールや電柱には地域名が書かれていることが多いので、すぐに場所が特定されてしまうのです。撮影する際は、なるべく映らないように注意してくださいね。

■瞳に映った景色

撮影するときは、瞳に映ったものにも注意が必要です。写真から瞳に反射している景色を見て、実際に住所が発覚した例があります。悪意ある人はあらゆる手段を使って、あなたの個人情報を盗もうとしていますから、インスタグラムに投稿する前に、写真に個人情報が映っていないか念入りにチェックすることが大切です。

情報流出を防ぐ3つのセキュリティ設定

上記のようなトラブルに巻き込まれないために必要なのがセキュリティ対策。インスタグラムでは、スマホやアプリの設定からかんたんに変更できるようになっているので、初期設定のまま使っている人はこれを機会にぜひ見直しをしましょう。

■位置情報をオフにする

インスタグラムでは自分で位置情報を付けない限り、投稿にスポット情報は付かないようになっています。しかし、誤操作などもしものことを考えると位置情報をオフにしておくのが賢明です。
設定方法はスマホの設定アプリを開き、「アプリと通知」を選択。一覧の中から「Instagram」をタップします。

次に「権限」 → 「位置情報」の順にタップしたら、最後に「許可しない」を選択。これで位置情報をオフにすることができました。

■ダイレクトメッセージを制限する

インスタグラムのユーザー同士で気軽にメッセージのやり取りができるダイレクトメッセージ（以下、DM）。便利な反面、DMを使った誹謗中傷やログイン情報が盗まれるといった被害に巻き込まれる例もよく耳にします。

そんな被害に遭わないためにも、DMは親しい人のみに制限すると安心ですよ。
インスタグラムアプリを起動後、画面下にあるアカウントアイコンをタップしメニューボタンを選択。次に「設定」 → 「プライバシー設定」→「メッセージ」の順に選びます。最後に「Instagramのフォロワー」→「メッセージリクエスト」の順にタップをすれば完了です。

この設定をすることにより、知らない人からDMが届いたとしても承認しない限り既読が付かず、そのまま削除・ブロックすることが可能になります。

■アカウントを非公開に設定する

最も手早くセキュリティレベルを上げたいのなら、アカウントを非公開にするのがおススメ。この設定を有効にすると、親しいユーザーの間だけで情報交換が楽しめるようになるので、第三者に個人情報が流出する心配がほとんどなくなります。

アカウントを非公開にするには、まず自分のアカウントアイコンをタップし、メニューボタンを選択。次に「設定」 → 「プライバシー設定」の順にタップします。そして、一番上にある「非公開アカウント」をオンにしてバーが青色になったら完了です。
これで自分の投稿やストーリーズなどを閲覧できるのは、既存のフォロワーもしくは、フォロー申請であなたが承認した人のみとなります。

上記の設定を活用すれば、アカウントが乗っ取られたり住所が特定されたりといったトラブルに巻き込まれる可能性が低くなりますから、利用することをおススメします。

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