不要なGoogleアカウントを消したい!スマホから削除・復元する方法(Android)【スマホニュース】
すでに利用していないGoogleアカウントを、そのまま放置していませんか? 長らくログインせず放っておくと、不正アクセスなどのトラブルや、保管していたデータが突然消えるといった悲しい事態を招く恐れも。
ここでは複数作成したGoogleアカウントから、要らないアカウントだけを削除する方法について解説します。
「Googleアカウントを放置」なぜ危険?
Googleアカウントは保有数に制限がないため、無料でいくつでも作成できます。そのため、会員登録などメールアドレスが必要になったタイミングで、新規アカウントを気軽に発行している人は多いはず。
しかし、当然ながらアカウントの保有数は多くなるほど管理が困難に。「パスワードを忘れてログインできない」といったトラブルは、ざらに起こります。その結果、不正アクセスなどの発見が遅れ、被害が拡大する可能性も考えられるのです。
また、Googleは2年間利用がないアカウントについて、紐づいているデータを削除する可能性があると発表しています。この対象になると、保管していた過去のメールや写真などのデータが、突然消えてしまうかもしれません。
こうした理由から、Googleアカウントを2つ以上持っている場合は、定期的な整理が不可欠だと言えるでしょう。
Googleアカウントを削除するとどうなる?
Googleアカウントを削除する際に注意したいのは、紐づけされたデータの所在。削除したいアカウントから保存したデータがあれば、これらも削除と同時に消えてしまいます。
■アカウント削除時に消えるデータの一例
・同期された連絡先・Gmailでのやり取り
・Googleフォトにバックアップした写真や動画
・YouTubeの再生履歴やチャンネル登録のデータ
・GoogleアプリやGoogle Chromeアプリのブックマーク
あくまでもサブ用に作ったアカウントなら気にする必要はありませんが、今までメインで使っていたアカウントを消す場合、こうしたデータをあらかじめ退避するひと手間は必須です。
なお、Googleアカウントに付随するGmailアドレスも、アカウントを削除すれば同時に消えます。会員登録などで使用しているなら、違うメールアドレスに変更を済ませましょう。
不要なGoogleアカウントを削除する方法
消したいアカウントにスマホからログインしたことがある場合、端末の「設定」から削除できます。以下の操作をする際は、削除したいアカウントにログインしてから行うよう注意しましょう。
■Googleアカウントの削除手順
スマホの設定を起動し、「Google」の項目を選択。続いて「Googleアカウントの管理」を選びましょう。アカウントに関する手続きのほとんどは、このメニューから行えます。タブを「データとプライバシー」に合わせ、メニューから「Googleアカウントの削除」をタップ。ログイン画面が表示されたら、削除したいアカウントでログインしてください。
ここまで済ませると画面右側のページになりますから、注意事項を確認。最後にチェックボックスをタップし、「アカウント削除」を選ぶと、該当のアカウントは完全に削除されます。
削除したアカウントを復元する方法
アカウントを削除したあとでデータの移行し忘れに気が付いたり、元に戻したくなれば、復元も可能! 以下の条件をクリアしている場合、こちらから手続きできます。
■Googleアカウント復元の条件
・削除後20日以内であること・ログインパスワードを覚えていること
・再設定用のメールアドレスを覚えていること
・本人確認用のメールアドレスや電話番号が使えること
復元したいアカウントのユーザー名でログイン後、いくつかの質問に答えるとデータは元通りに。復元後はGmailやGoogleフォトなどの関連サービスも引き続き利用できます。
条件がクリアできているか分からない場合でも、復元できる可能性があるかを調べるため、一度手続きにチャレンジしてもいいでしょう。