紛失したスマホを探す方法は？Google「デバイスを探す」で所在地・個人情報を管理【スマホニュース】

あれ？スマホがない！　思わずゾッとしてしまうそんな時、すぐにスマホがどこにあるのか知りたいですよね。実はGoogleアカウントを利用すると、失くしたスマホの所在地を調べることができます。見当たらない時はもちろん、紛失や情報漏洩の防止策として設定をしておきましょう！

紛失を防止！「デバイスを探す／スマートフォンを探す」

Androidスマホには「デバイスを探す／スマートフォンを探す」という機能が搭載されています。位置情報機能を活用してスマホが今どこにあるのか探せるだけでなく、着信音を鳴らしたり、ロックをかけたりして個人情報を守るといった使い方も可能です。

■「デバイスを探す／スマートフォンを探す」でできること

「デバイスを探す／スマートフォンを探す」を使ってできることは、「端末の所在地の確認」「着信音を鳴らす」「ロックをかける」「端末内のデータ削除」の4つ。各機能について解説します。

・端末の所在地の確認
パソコンやタブレットなどの端末から、スマホに紐づいているGoogleアカウントにログインすることで、紛失したデバイスの大まかな位置を地図上で知ることができます。

・着信音を鳴らす
スマホにアクセスができると、遠隔で着信音を5分間鳴らせます。マナーモードなど消音モードに設定されていても利用できます。

・ロックをかける
第三者に端末内の情報を覗かれる、スマホを操作されるなどを防ぐために遠隔でロックをかけることができます。また、紐づいているアカウントをスマホから強制的にログアウトさせることで、個人情報の保護対策として利用することも可能です。

・端末内のデータを削除
上記のロックと同様、個人情報を守るためにスマホに保存されている全データを遠隔で消去することができます。

しかし、データを消してしまうとアカウントと端末の結びつきが弱くなり、スマホ本体を見つけ出すことが難しくなってしまいます。完全に所在が分からなくなった、回収が困難だと判断した時など、タイミングを見極めて使いましょう。

利用するための条件

「デバイスを探す／スマートフォンを探す」は以下の条件を満たしていなければ利用することができません。

・探したい端末の電源が入っている
・通信ができる状況にある
・Googleアカウントにログインしている
・位置情報機能がオンになっている
・「デバイスを探す」機能がオンになっている
・Google Playの表示設定がオンになっている


下3つの条件はスマホの設定アプリから確認と事前に設定しておく必要があります。万が一に備えて確認をしておきましょう。

デバイスを探すの使い方

デバイスを探す機能は、スマホ、パソコン、タブレットといった端末から利用する事ができます。どの端末でも手順はほぼ同じです。

探したい端末と同じGoogleアカウントにログインをしたら、アカウントの管理ページで「スマートフォンを探す」機能を選びます。



画面内で探したい端末を選択をすると、Googleマップ上におおよその所在地が表示されます。

この際、なんらかのトラブルで場所の特定ができない場合は、最後に記録された位置情報が表示されます。

■着信音を鳴らす方法

端末の特定ページにて「音を鳴らす」を押すと、端末の着信音を最大音量で5分間鳴らす事ができます。



停止したいときは画面内の「着信音を停止」、または音が鳴っている端末の電源ボタンを押してください。

■デバイスのロック

手元にない端末へロックをかけるには「デバイスを保護」の項目から行えます。アカウントへのログインを行うと、パスワードやパターンでロックすることができます。



また「復旧メッセージ」や「電話番号」の項目を設定すると、端末の画面に短い文章や連絡先を表示させることができます。端末の発見者から連絡をしてもらえるかもしれない一方で、電話番号などを悪用されるリスクもあるので、慎重に操作を行いましょう。

■データを消す

端末の特定ページの設定を選び、続く画面下にある項目を押すと、対象端末のデータを完全に消去する事ができます。ただしSDカードなど、外部ストレージに保存しているデータは消えない可能性があります。



また、スマホに紐づいているアカウント情報も削除されるため、この操作以降は端末を探し出すのが難しくなってしまうので注意が必要です。

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