アプリ「更新放置」で情報流出!?今すぐ確認したいアップデート方法【スマホニュース】

最後にアプリの更新をしたのは、いつか覚えていますか? もし忘れていたり、「面倒だから」と放置していたりすれば、黄色信号! あなたのスマホはセキュリティが低い状態になっているかもしれません。そのまま放っておけば、最悪の場合、情報流出や金銭被害を招く恐れがあるのです。
そんなスマホのこわ~いトラブルを防ぐために一役買うのが、「アップデート」。この記事では、スマホを安全に使うために知っておきたいアプリの更新方法を解説します。
「更新を無視」は危険!なぜ?
スマホを使ううえで重要なのが、アプリの更新。これを行うことで、新しい機能が追加される、不具合が直る、セキュリティが向上するといったメリットが得られます。
しかしアップデートの作業は1週間に1回程度、定期的に行う必要があるため、手間を感じておざなりになることも。これを放置していると、取り返しのつかない事態を招くかもしれません。
■アプリの"隙"から情報が盗まれる!?

ニュースで話題になることが多いスマホのトラブルといえば、個人情報の漏洩やアカウントの乗っ取り。その原因のひとつと考えられるのが、セキュリティの脆弱性です。
アプリを使う際には、さまざまな情報の入力が必要になることがあります。例えば、アカウント作成を行うなら電話番号やメールアドレス。アプリ内で買い物ができる場合、クレジットカードの登録が必要になるケースも。
そんな個人情報の宝庫ともいえるアプリにセキュリティの隙があれば、犯人はここからユーザーのデータを盗もうと画策します。そしてひとたび個人情報が抜き取られてしまえば、アカウントの乗っ取りや金銭被害に繋がる恐れも。
こうしたトラブルの防止に一役買うのが、アプリのアップデート。最新のバージョンになるよう更新することで、セキュリティを高い状態に維持できます。
アプリを最新バージョンにアップデートする方法
アップデートできるアプリを確認したいときや、手動で更新を行いたいときは、この操作をお試しあれ。アップデートの方法はいくつかありますが、ここではセキュリティの観点から、タイトルを一括で更新する方法を解説します。
アプリに関する操作はダウンロード時と同じく、「Google Play ストア」から行いましょう。
【手順1】Google Play ストアのトップ画面右上にあるアカウントアイコンを選択。メニューから「アプリとデバイスの管理」を押します。
【手順2】「利用可能なアップデートがあります」とお知らせが出れば、「すべて更新」を選んでアップデートを行いましょう。

【手順2】「利用可能なアップデートがあります」とお知らせが出れば、「すべて更新」を選んでアップデートを行いましょう。

アプリを「自動更新」に設定する方法
更新頻度の高いアプリであれば、週4回ほどのペースでアップデートがあることも。もしスマホにアプリをいくつも入れていれば、ほぼ毎日更新が届くことも考えられます。
アプリを常に最新バージョンに保つためにはこまめに更新をする必要がありますが、手動で行うのは少し面倒。
そこで利用したいのが、「自動更新」機能です。一度設定しておけば、スマホを使っていない時間帯に自動でアップデートが始まります。
【手順1】Google Play ストアの画面右上にあるアカウントアイコンを押し、「設定」を選択。
【手順2】「ネットワーク設定」を押し、メニューから「アプリの自動更新」をタップ。
【手順3】自動更新の条件は、3つから選択可能です。選んだ条件下でのみアプリが自動アップデートされます。自宅の通信環境などを考慮して、条件を選択しましょう。

【手順2】「ネットワーク設定」を押し、メニューから「アプリの自動更新」をタップ。

【手順3】自動更新の条件は、3つから選択可能です。選んだ条件下でのみアプリが自動アップデートされます。自宅の通信環境などを考慮して、条件を選択しましょう。

ちなみに、更新が開始されるタイミングは、手順3で設定した条件により異なるので注意。「ネットワークの指定なし」にした場合、屋外などWi-Fi環境下にいなくても、情報が届き次第すぐにアップデートが開始されます。
自宅にWi-Fiがなければ「指定なし」に設定せざるを得ませんが、大きなデータをやり取りするため、通信制限を招く可能性があることも覚えておきましょう。
以上の理由から、自宅に通信環境が整っているなら、設定は「Wi-Fi経由のみ」にするのがおすすめ。以下の4つの条件が揃うと、スマホが自動でアップデートを開始します。
「Wi-Fi経由のみ」で自動更新が行われる条件
とはいえ難しく考える必要はなく、就寝時にスマホを充電ケーブルに繋いで、放っておけばOK。寝ているあいだに更新が行われ、明朝にはアプリが最新バージョンに変わります。この設定をしておけば、以降はアップデートを気にする必要なく、自動でセキュリティが高い状態をキープできるのです。・ スマホを充電している
・ Wi-Fiに接続されている
・ スマホの操作を行っていない
・ 更新するアプリが実行中ではない
ここで紹介した操作は、こちらの動画でも解説しています。手順を映像で確認したい人は、あわせてチェックしましょう。
大画面で確認するならコチラ アプリの更新ができないまま放置は危険!?安全性を高める更新設定とは