「準惑星ケレスに佇むエイリアン!?」NASAの無人探査機ドーンが見たものとは
海王星軌道の内側にある唯一の準惑星「ケレス」。発見されたのは19世紀初頭のこと。火星と木星の間に位置し、太陽系の天体の中では33番目に大きいとされています。
2015年には、NASAが無人探査機「ドーン」を打ち上げ、2018年まで準惑星ケレスと小惑星ベスタに関する調査を進めました。
NASAはケレスの調査を進める中で、「オッカトル」というクレーターに2つの輝く点を発見。発見された当初は正体不明の光とされていましたが、データ解析によって主に炭酸ナトリウムからなる蓄積物だと判明しました。
NASAはドーン・ミッションで撮影した、2つの輝く点が写った写真を公開。しかしこの写真の中に、光る点の他にも不思議なものも写っていると話題に……。
ケレス星人出現!?
奇妙なものが写り込んでいるのは、2017年2月11日に無人探査機ドーンによって撮影されたこちらの写真。左下を見ると、巨大なオッカトル・クレーターの中に2つの輝く点が確認できます。オッカトル・クレーターの、左斜め上に注目。
気付きましたか? さらに拡大して見てみましょう。
なんとそこには、白くぼんやりと光る人影のようなものが……。クレーターの中に立ち、まっすぐこちらを見つめているようにも感じます。
手前のオッカトル・クレーターの直径は92km。それと見比べてみると、この謎の人影はかなり巨大だということが分かります。これは一体何なのでしょうか? まさか、ケレス星人が現れた瞬間を捉えたもの!?
謎の人影の正体は?
この奇妙な人影について、「表面の岩石に光が反射したもの」ではないかと言われていますが、その正体は現在も謎。NASAはこの人影らしきものについて何もコメントしていないようです。
都市伝説ファンの間では、「これは人影ではなく巨大な建物」「エイリアンが創った彫像」など、様々な噂が語られているようです。
未だに謎が多いとされる準惑星ケレス。もしかしたら、内部にはケレス星人の世界が広がっているのかもしれませんね……。
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