図書館の電子書籍で読み放題！メリットだらけのサービス使わないと損!!【スマホニュース】
全国の図書館では無料で本が読めて、貸し出しで自宅に持ち帰ることもできる。これは周知の事実ですよね。
では、その図書館でいま電子書籍のレンタルを行っているのはご存じですか？ スマホやタブレット、PCで図書館のサイトにアクセスするだけで画面上に書面が表示され、いつでもどこでも読書を楽しむことができるんです。利用料はもちろん無料。本好きな人は必見の情報ですよ！
図書館の電子書籍レンタルって知ってる？
そもそも図書館の電子書籍ってなに？ それは、図書館にある本をデジタルデータにして配信し、利用者はスマホやタブレットを介して読むことができるサービスのことです。
この電子図書館サービスを行っている自治体は多く、全国各地の市町村にある図書館の名前が連なっています。ネット検索で「（市町村名） 図書館 電子書籍」と検索すれば、対応している図書館名が分かります。
図書館の会員にさえなれば、24時間いつでも自分の端末で閲覧できるのが大きなメリット。わざわざ図書館に赴く必要がないので、利用者は年々増加中です。
PC、スマホ、タブレットどれでも閲覧可能
さてここで、実際に東京の「千代田Web図書館」を覗いてみましょう。トップ画面には新着資料（電子図書館ではデジタル書籍のことを資料と呼ぶ）、人気ランキング、防災にまつわる本など、カテゴリー別に貸し出し可能な本がずらりと並びます。
その下には閲覧できる端末の種類として「Windows」「Mac」「iOS」「Android」が表記されていて、PCやスマホ、タブレットが使える旨が書いてあります。
そしてひときわ大きく「借りる」のボタンがあり、ここをタップするだけですぐにその本が画面上に展開し、好きなだけ読むことができるというわけです。「もっと見る」を押せば図書館で用意された電子書籍の全リストを見ることも可能。
メリットは次の通り
電子図書館のメリットは様々。というかメリットしかありません。例えば…
・直接図書館に行かなくてもいい
・無料で借りられる
・Webだから24時間貸し出し可能
・返却時期がきたら自動で返す（消える）
読みたい本があったらその場で画面をタップするだけで、すぐに読むことができます。また、返却する手間もなく、貸し出し期間が終了したら自動で返却したことになるので手間知らずです。
地味に嬉しいのが24時間いつでも受け付けしてくれること。夜中にちょっと暇な時間ができた、朝方から調べものがしたい、というときでもすぐに利用できるのが魅力的です。
注意ポイントもあり
さて、便利この上ない電子図書館ですが、利用するにはいくつかの注意点もあります。まず、サイトにログインするためにはIDとパスワードが必要で、それらはその図書館の貸出券を持っていないと発行されません。
この貸出券は基本的に図書館があるエリアに在住・在勤・在学している人のみです。つまり、地元の図書館でのみ利用ができるというわけです。
また、書籍の貸し出し数には決まりがあるため、人気本の場合は貸し出しまでに「待ち」が発生することもあります。
・地元民のみ利用可能
・最初に貸出券を発行しないといけない
・順番まちの「予約」が存在する
電子書籍なのに読める人数に限りがあるとはどういうこと？ と疑問を持つ人もいるでしょう。電子書籍のレンタルの場合は、大抵「最大閲覧数が決まっている」ものです。
タイトルによって最大の閲覧可能数が1人だったり3人だったりと定めがまちまちなため、しばしば「貸出予約」が発生することがあるのです。
音声や動画つきのリッチコンテンツも存在する
また、電子書籍の利点のひとつとして用意されているのが「オーディオ機能」。本を音声で朗読してくれたり、子ども向けに読み聞かせしてくれたり、また映像付きの作品もあったりします。
電子図書館内で「音声コンテンツ」や「リッチコンテンツ」「オーディオ」といったワードで検索すれば、音声対応作品が選出されるでしょう。こうした探している本をすぐに見つけ出す検索能力の高さも電子図書館ならでは。
地元に電子書籍に対応した図書館があったら、ぜひ利用してみてください。数多のジャンルの書籍が自分の端末で楽しめて、しかもどれだけ読んでも無料なので驚くばかりです。全国の電子図書館は以下のリンクからも確認できます。
参考：電子図書館(電子書籍サービス)実施図書館
