スマホ寿命を延ばす!バッテリーを大量消費するアプリの見つけ方と節約方法【スマホニュース】
同じスマホを1年以上使っていると、よく起こるのが「バッテリーの減りが早い」という問題。充電を満タンにして外出したのに、気が付いたら電池切れ寸前……、なんて事態に身に覚えのある人は、いま一度バッテリーの状態を確認しましょう。
バッテリーの減りが早いのはアプリのせい!?対処法はある?
バッテリーを大量消費する原因は多々考えられます。当然ながら同じスマホを何年も使い続けていると経年劣化は起こりますし、誤って水中やアスファルトに落とすなどの外的要因でも電池のパフォーマンスは左右されます。
しかし意外と盲点になっているのが、インストールしているアプリが電池の減りを早めている可能性。例えスマホを操作していなくても、アプリが自ら情報取得や更新のため動作するバックグラウンド通信や大量の通知を受信していれば、バッテリー消費の一因になっているかもしれません。
バッテリーを節約!電池を大量消費するアプリを見つける方法
これまでバッテリーの節約設定をしていないのなら、充電を余分に消費している可能性大! スマホの設定ではインストールしているアプリのバッテリー使用状況を確認でき、消費量の大きさをアプリ別に見られます。
どの機能にどれほどバッテリーを使っているかが把握できれば、必要な対策や工夫が分かるはず。
ここからは「Xperia XZ Premium」を使ってバッテリー消費の多いアプリを確認する方法を紹介します。使っているスマホによっては手順や項目の名称が異なる場合があるので、ご了承ください。
■バッテリー消費量の確認方法
「設定」を開き、項目から「バッテリー」を選択。
バッテリーマークをタップすると、時間ごとの残量を記録したグラフが表示されます。下へスクロールすると、アプリ別のバッテリー使用状況がズラリ。この一覧は消費量が多い順に並ぶため、上にあるアプリほど改善が必要だといえるでしょう。
バッテリー節電に効果的な2つの設定
バッテリーを節約する一番の方法は、消費量の大きいアプリを使わないこと。しかしLINEやメールなど生活に必要不可欠なアプリもあるため、得策とはいえません。
そこで取り入れたいのが、「バックグラウンド通信」と「プッシュ通信」をオフにする設定。それぞれのポイントを見直すと、アプリを起動していないときに行われる通信を制限できます。
■バックグラウンド通信をオフ
バックグラウンド通信とは、アプリを起動していない状態でも背後(バックグラウンド)で行われている通信のこと。これがオンになっていると利用者のあずかり知らぬところでデータ通信が発生するため、「いつの間にかバッテリーが減っている」という状況を招くのです。
とはいえ、バックグラウンド通信はすべてのアプリが行っているわけではありません。設定の見直しが必要なのは、SNSやニュースアプリなど常に新しい情報を取得しているアプリ。
Xperiaでは「データセーバー」の設定を変更すると、こうしたアプリによるデータ送受信を一括で制限でき、バッテリー消費を抑える効果が期待できます。
「設定」を開き「データ使用」を選択しましょう。
項目から「データセーバー」を選び、スイッチを「ON」に切り替えれば完了です。
■通知をオフ
通知はアプリが受信した最新情報を知らせる大切な機能です。しかし、受け取る量が多すぎると重要な通知を見逃してしまうだけでなく、バッテリーやデータ通信も余分に使ってしまいます。お知らせをこまめにチェックしていないアプリの通知は、オフにするのが賢明でしょう。
「設定」を開き「通知」を選択します。
アプリの一覧が表示されたら、通知を制限したいアプリを選んでください。
メニューから「すべてブロック」を選択すれば操作は完了です。
※通知がいらないアプリかはご自身でご判断ください。
「バッテリー交換」検討すべきタイミングは?自分でできる?
ここで紹介した操作を試してもバッテリーの持ちに改善が見られなかった場合、電池パックが寿命に近づいているかもしれません。フル充電したあとの使用時間が購入直後の半分程度になると、スマホが誤作動を起こす可能性があるため、早めの交換がおすすめ。
ドコモユーザーの場合、バッテリー交換方法は「電池が取り外せる機種」と「取り外せない機種(内蔵電池)」で異なります。
使用しているスマホが取り外し可能な端末だった場合は、ドコモオンラインショップから電池パックの購入が可能。自宅に届いたバッテリーを自分で付け替えられます。
もしも内蔵電池のスマホだった場合は自身で取り外しができませんから、「オンライン修理受付サービス」に相談しましょう。