「スマホが重い!」原因は容量不足!?空き容量を確認・増やす3つの方法
ひと昔前に比べ、最近のスマホ本体のデータ保存容量は増えていますが、写真や動画、音楽データなどが増えてくると発生するのが「容量不足」。単にスマホがぱんぱんだけではすまない、さまざまな問題を発生させるこの容量不足を解決する、3つの方法をご紹介します。サッとすむ手軽なものから、抜本的な解決策までありますから、ぜひ参考にしてください♪

空き容量不足は弊害がある
ROMの空き容量が不足すると、写真などのデータが保存できなくなるだけでなく、本体OSやアプリのアップデートができなかったり、動作が遅くなったりする事態も。アップデートの停止は、セキュリティの脆弱性が放置されたままになるといった弊害が発生するので、ROMは最低でも1GB、できれば数GBの空きを確保しておきましょう。
スマホのすべてのプログラムとデータはこのROMに保存されています。では、新品のときは余裕のあるROMにどんなデータが保存されていき、容量を消費していくのでしょう?
■写真や動画データを保存すると消費する
手軽にサッと取り出して撮影できるカメラは、スマホの便利な機能のひとつ。この写真や動画のデータの記録をはじめ、さまざまなアプリをダウンロードして保存している場所がROMです。とくに動画はデータのサイズが大きくなる傾向にあり、地デジと同じフルHDの動画撮影をすると、10分でおよそ1.3GBに。空き容量を確認する
スマホの本体にデータを記録しているのは、ROMと呼ばれる内蔵メモリ。本体のスペック表に記載されている「内蔵メモリ ROM 64GB」などと書かれている部分を見ると、容量がどれくらいなのかわかります。
スマホ本体でも、「設定」 → 「ストレージ」などで確認することができ、どの程度の空きがあるのか確認可能です。もし残りがわずかになっていたら、これから紹介する方法で早めに対策しましょう。

容量不足解消3つの方法
ここからは、ROMの空き容量を増やす3つのやり方を解説します。無料で手軽にできるものから紹介していきますから、順番に試していくのがおススメです。■お掃除アプリを使う
スマホは過去に利用したことのあるデータを一時的に残しておき、再度利用する際にそのデータを読み込んで処理を高速化する機能があります。このデータをキャッシュと呼ぶのですが、放置しておくとどんどん溜まっていくため、定期的に削除したいもの。これら必須ではないファイルを自動で見つけて削除してくれるアプリがあります。操作もボタンを押すだけで完了しますから、気が付いたときにいらないファイルをお掃除してみては?

■Google ドライブまたはPCに保存する
スマホの本体に保存してあるデータを、クラウドのGoogle ドライブに移して容量を空ける方法も。Googleのアカウントを持っていれば、誰でも無料で15GBのスペースを利用できます。写真や動画のみの場合はGoogle フォトを使う方法もありますが、音楽データなどには対応していないため、ファイルの種類を問わないGoogle ドライブが便利ですよ!
もしパソコンがあり十分な空き容量があるなら、パソコンにデータを移すのもあり。充電に使用するUSBケーブルを挿せば、スマホからデータを移動するのもかんたん。

■SDカードを購入する
ROMが足りない問題の根本的な解決になるのは、SDカードを購入しスマホのデータ保存容量を増やすこと。スマホで使用できるSDカードは、小指の爪くらいの大きさのmicro SDカード。32~256GBあたりは手の届きやすい価格で販売されていますから、容量によっては現在のスマホの4倍ものデータを保存することができるようになります。
カメラアプリには、保存する場所を本体ROMにするかSDカードにするかの設定があります。これをSDカードにしておけば、以降撮影した写真や動画は自動的にSDカードに保存されるようになるので、ROMが圧迫される心配もありません。

スマホは知らずしらずのうちにデータがどんどんたまっていくもの。ここで紹介した方法を使って、ROMに十分な空き容量を作っておきましょう。SDカードの利用は購入費がかかりますが、後日スマホの機種変更をしたときも、SDカードを新しい端末に差し替えるだけで、過去の写真データをそっくり引っ越しできるというメリットもありおススメです♪ ぜひここで紹介した方法を使い、スマホぱんぱん問題を解決してくださいね!
Google ドライブの操作は動画で確認
dアプリ&レビューのYouTube公式チャンネルでは、Google ドライブの利用方法を解説した動画を公開しています。アプリを実際に操作しているところも見られますからチェックをお忘れなく!大画面で確認するならコチラ【空き容量】無料&簡単!ストレージ容量が“爆増”する「Googleドライブ&Googleドキュメント」活用法