「スマホが重い…」を即解決！すぐに動作が軽くなる対処法と設定を紹介【スマホニュース】

dアプリ＆レビュー編集部 2024/04/19 10:48

スマホを使っている際に動作が重い、遅いと感じたらすぐに動作改善のための操作や設定を行いましょう。今回はスマホの動作不良の原因と、対処方法を紹介します。

スマホが重くなる原因は？

スマホの動作が遅くなる原因は主に4つあります。「メモリの空き容量不足」、「CPUの使い過ぎ」、「OSやアプリのバージョン不足」、「通信環境のトラブル」です。

これら原因のほとんどは、長い間同じスマホを使い続けていると起こりやすいものですが、新しい端末でも設定や操作によってスマホの動作不良が起きることがあります。スマホを快適に利用するために、原因ごとの対策をしっかりと行いましょう。

「メモリの空き容量不足」の対策

スマホのストレージ容量がひっ迫している状態では、端末の動作が遅くなります。特に最近はカメラ性能の向上から、写真や動画の容量が大きくなっているため、データが蓄積しやすくなっています。

また長く利用しているスマホには、気づきにくい不要なデータが蓄積されていることが多いので対策を行いましょう。

■不要なデータは削除・移動する

ストレージ容量を確保するためには、不要なデータを削除する、または外部に移し替えるのが最も効果的です。ピントが合っていないミスショットの写真や、長らく使用していないアプリなどは積極的に削除か移動をしましょう。

一括で不要なデータを消去したい場合は、Googleアプリの「Files by Google」を活用すると便利です。ストレージ内のミスショットや古いスクリーンショットなどを自動で選定してくれる機能があるので、逐一不要なデータかどうかを確認する手間が省けます。

Androidスマホの場合は、「設定」アプリを起動して「ストレージ」を選択。続いて「空き容量を増やす」をタップすると、「Files by Google」が起動します。

続く画面では、画像・動画データのほかに、最近利用していないアプリ、そのほか不要なジャンクファイルなどの選択画面があります。各項目で不要なデータがあれば削除をしましょう。

■キャッシュの削除を行う

インターネットやアプリを利用していると、蓄積されていくのが「キャッシュデータ」です。このキャッシュがあることで、Webページやアプリの2回目以降の起動が早くなるメリットがある反面、多く蓄積されていくとメモリへの負担が増えて、スマホの動きが遅くなる原因になります。

キャッシュの削除はスマホの「設定」から「アプリ」の項目をタップして、該当のアプリを選択しましょう。

次に「ストレージとキャッシュ」を選んで「キャッシュを削除」を押したら完了です。各アプリで同様の操作を行いましょう。

ちなみに、キャッシュを削除したとしても、アプリ内のデータが消えることはありません。安心して利用してください。

「CPUの使い過ぎ」の対策

スマホの動きは、動作システムの中枢である「CPU」の利用状況によって左右します。普段何気なく行っている操作により、CPUに負担をかけてしまっていることもあるので、改めて確認と対策をしましょう。

■すぐに利用しないアプリを閉じる

複数のアプリが起動しているとその分、メモリやCPUに負担がかかり、スマホ全体の動作は重くなります。裏で起動している利用しないアプリは適宜、閉じておきましょう。

特にゲームアプリ、ブラウザアプリ、SNSアプリは容量が大きく負担になりやすいため、使い終わったら意識的に閉じておくのがおススメです。

「OSやアプリのバージョン不足」の対策

スマホやパソコンといった電子機器には、動作を司る「OS」というプログラムシステムが搭載されています。OSは、年に1～2回ほど動作の改善などを目的にアップデートが行われており、更新をしないとその恩恵を得られずスマホの動作不良が起きやすくなります。

またアプリも定期的にアップデートが行われており、OS同様にスマホの動作に影響を与える可能性もあります。それぞれを最新の状態にしておくことが動作改善の基本です。

■OSのアップデート方法

「設定」アプリから「システム」を選び、「システムアップデート」をタップします。

続く画面にて“OSのアップデート”といった内容の表記があれば、すぐにアップデートをしてみましょう。

OSの更新にはしばらく時間がかかるほか、Wi-Fi接続が必要な場合があります。

■アプリのアップデート方法

「Google Play ストア」アプリを起動して、右上のアイコンをタップして「設定」選択。

「ネットワーク設定」を押して、続く画面で「アプリの自動更新」を押しましょう。

アプリ更新は「ネットワークの指定なし」と「Wi-Fi接続時のみ」から選べます。

前者を選んだ場合、通常のモバイル通信でアップデートが行われるため、データ通信量を消費します。節約をしたい場合は「Wi-Fi接続時のみ」を設定しましょう。

「通信環境のトラブル」の対策

インターネット検索、アプリの使用のほとんどはネット接続が必要です。そのため地下など電波状況がよくない場所では、スマホの動作が重くなったり、止まってしまいます。

通信状態が良い所まで移動をしたり、Wi-Fi接続が行えない時には「機内モードのON／OFF」や「端末の再起動」を行うと、ネットワークが再構築され通信状況が回復することも。