今も山頂に残る「伝説の鉾」その正体とは
イギリスの「ストーンヘンジ」や、南米チリのイースター島にある「モアイ像」、ペルーの「ナスカの地上絵」。これらのような、いつ誰が何の目的で作ったのか解明されてないスポットは世界中にありますが、日本にも不思議な場所があることをご存知でしょうか。
日本で有名な3か所の不思議スポットは「日本三奇」と呼ばれており、どれも謎に満ちたものばかり。今回紹介するのはそのうちの1つ「天の逆鉾」。
山頂に刺さる鉾!?
「天の逆鉾」は、日本の神話に登場する鉾。なんとその鉾が実際に、宮崎県と鹿児島県の県境に位置する火山「高千穂峰」に突き立てられているというから驚き。
Google マップで上空から見てみると、天の逆鉾は高千穂峰の山頂にあるようです。
近くで見てみましょう!
なんとそこには、立派な鉾が突き刺さっているではありませんか。標高1574メートルの山頂にまっすぐ佇む鉾がある光景は、とても神秘的。
神話において日本列島を創ったとされるイザナキ・イザナミが、大地をかき混ぜたときに使用したものが、この「天の逆鉾」だと言われています。そんな時代のものが未だに綺麗な状態で残っているなんて、なにか不思議なパワーが宿っている!?
鉾は神話に登場したもの?
この天の逆鉾、「神話の時代のものにしては状態がいいような?」と思った人もいるはず。実は、現在高千穂峰の山頂に刺さっているものはレプリカだそう。本物の鉾は、度重なる火山の噴火で折れてしまったようです。折れてしまった鉾の刃の部分は、行方が分からなくなってしまったそうですが、なんと柄の部分は未だに地中に埋まっていると言われています。
神話に登場するものが今でも残っているなんて、なんだかロマンチックですね!
「Google マップ」で付近を散策!
下の地図を動かして、付近を散策してみましょう!