Google ドライブの使い方!ログイン・共有・容量などを徹底解説【スマホニュース】
スマホに保存してある画像や動画などのデータをインターネット上のサーバーに保存・共有できるGoogle ドライブ。便利そうだけど、いざ使ってみようとしたらよく分からないという人も多いでしょう。
この記事では、Google ドライブをスマホで操作する方法をわかりやすく解説。ログイン、ファイルの保存・ダウンロード方法に加え、共有や保存容量について紹介します!
Google ドライブとは
Google ドライブは、Google アカウントと紐づいたインターネット上のクラウドサービスです。ファイルを保存してスマホの容量を節約したり、データを共有して複数の人が閲覧・編集できるようにします。■ファイルの保存とダウンロード
スマホの保存領域が少なくなってきたとき、Google ドライブにデータを移動させて容量を確保することができます。保存してあるデータはインターネットに接続できる環境なら、いつでもどこでもダウンロードが可能です。
他にも、もしものときに備え大切なデータのバックアップ用に利用する、スマホとPCでデータの受け渡しをするといった使い方もOK。
■Google フォトとの違い
Google フォトは、スマホで撮影した写真をバックアップしたり、自動でアップロードして保存したりという使い方ができますが、対象となるのは基本的に画像ファイルのみ。一方Google ドライブは、画像だけでなく動画やPDF、ExcelやWordなど多種多様なファイルの保存・ダウンロードに対応しています。Google ドライブのログイン
スマホでGoogle ドライブを利用する場合、専用のアプリが必要です。はじめに、アプリのダウンロードとGoogle ドライブのログイン方法からみていきましょう。
■アプリのインストール
Google ドライブのアプリは、下記の「Google ドライブ」の文字をタップしてレビューページに移動し、「アプリを無料ダウンロード」を選択するとインストールが可能。すでにインストールされているときは、アプリが起動します。
■Google ドライブのログイン方法
Google ドライブを利用するには、Google アカウントへのログインが必要です。YouTubeをはじめ、ChromeやGoogle マップといったGoogleのサービスを利用する際にログインを求められるため、すでにログイン済みのときはこの工程はありません。ログインしていない状態でGoogle ドライブのアプリを起動すると、はじめにログイン画面に。
Google アカウントとパスワードを入力すれば、Google ドライブのホーム画面に移動します。
■Chromeからもログインできる
Google ドライブは同じGoogleのアプリのひとつ、Chromeからもアクセス可能。Google アカウントにログインしているChromeの右上にあるアプリ切り替えのアイコンをタップし「ドライブ」を選択すると、Google ドライブアプリに切り替わります。
Google ドライブの保存とダウンロード
ここからは、ファイルの保存とダウンロードといった、Google ドライブの基本的な使い方を解説していきます。■フォルダを作成する
最初は、ファイルを保存するフォルダの作り方から。Google ドライブにフォルダを作成したりファイルを保存したりするときは、アプリの右下にある「ファイル」を選択して、タブを「マイドライブ」に切り替えます。次に右下の「+」アイコンをタップ。
何を追加するのかリストが表示されますから、ここでは「フォルダ」を選択します。
「新しいフォルダ」のポップアップにフォルダの名前を入力し、「作成」をタップすれば、新しいフォルダの完成です。
■ファイルを保存する
ファイルの保存もフォルダ作成と途中まで同じなので、一度やり方を覚えてしまえば迷うことはないでしょう。「マイドライブ」の右下の「+」をタップ。今度は「アップロード」を選択しましょう。「保存」でないのは、Google ドライブがクラウドにあり、データをアップロードするからです。
ファイルの選択画面になったら、「画像」「音声」「動画」といったタブを切り替えて保存したいファイルを選択。もし探しにくいときは、「他のアプリでファイルを探す」から使いなれたアプリに切り替えるのがおススメ。
保存したいファイルを指定すると自動でアップロードが開始され、Google ドライブに保存されます。
■ファイルをダウンロードする
Google ドライブに保存されているファイルをダウンロードする方法は次のとおりです。ファイル名の横にあるメニューアイコンをタップして表示されるリストから、「ダウンロード」を選ぶだけ。ダウンロード状況が表示されるので、終了の通知が届いたらスマホへの保存は完了です。
■ファイルを操作する
ファイルはコピーや移動、削除も可能。ファイル名横のメニューアイコンをタップして、「コピーを作成」「名前を変更」「移動」「削除」などを選択しましょう。ちなみにファイルの移動は、ファイルを長押ししたまま移動させたいフォルダまでスライドさせ、指を離すとかんたんに移動させることができます♪
Google ドライブの容量
Google ドライブの容量は、同じGoogle アカウントと紐づいているGmailやGoogle フォトと共用で15GBです。Gmailを放置してメールがたまっていたり、Google フォトの自動バックアップが有効になっていて画像データの量が多かったりすると、Google ドライブに保存できるファイルの数は自ずと減っていきます。
容量は、Google ドライブアプリの左上にあるメニュータップして、一番下に表示される「○○/15 GBを使用中」を確認しましょう。
Google ドライブの共有方法
Google ドライブの特徴のひとつであるファイルの共有は、自宅やオフィスのPCで作成したデータをスマホで閲覧・加工する、家族と画像や動画を共有して楽しむなど、さまざまな使い方ができる便利機能です。設定が難しそうといった敷居の高さも、これから解説していく手順どおり進めればあっという間に完了します!
■特定の人と共有する
先ほど作成した画像ファイルを、家族など特定の人だけで共有する方法を例に、操作の手順を紹介していきましょう。まず画像ファイルのメニューを開き「共有」をタップすると、「共有」の設定画面に。
「ユーザーまたはグループを追加」に共有したい人のメールアドレスを入力するのですが、ここに入力できるのはGmailのアドレスか、Googleに登録してあるグループのみ。スマホのキャリアメールなどは対象外ですからご注意を。
メールアドレスを追加したら、その下にある「編集者」をタップして、共有相手のアクセス権限を設定します。
権限によってできることは次のとおりです。
種類 |
できること |
閲覧者 | 閲覧: ○ |
---|---|
閲覧者 (コメント可) |
閲覧: ○ |
編集者 | 閲覧: ○ |
アクセス権限を決めたら、最後に画面右上の三角形アイコンをタップすると設定が終了。このとき、「通知を送信する」にチェックが付いていると、登録したメールアドレスにGoogle ドライブのアクセス権限が付与された旨のメールが送信されます。
共有が設定されたファイルやフォルダはアイコンが付くのでかんたんに識別できます。
フォルダを共有した場合、そのフォルダに含まれるフォルダやファイルがすべて共有されますから、データのやり取りが便利になりますよ。
■不特定多数の人と共有する
ファイルを共有する人が少数でメールアドレスの登録がかんたんな場合はいいのですが、親戚一同や人数のいるグループ、多くのスタッフで共有したいときは、不特定多数を対象にした共有がおススメです。共有の設定画面でアドレスを入力せず、画面下の「共有無し」 → 「リンクを知っている全員」の順にタップしましょう。
■共有を解除する方法
設定してある共有を解除するには、特定の人に対して共有しているか、不特定多数と共有しているかによって操作が異なります。▼特定の人との共有を解除する
共有しているフォルダまたはファイルのメニューアイコンをタップして、「アクセス管理」を選択。共有対象から外したい人を選び、「削除」をタップして共有を解除します。
共有をやめるときは、登録してある人をすべて削除してください。
▼不特定多数の人との共有を解除する
こちらも共有しているフォルダまたはファイルのメニューアイコンをタップして、「アクセス管理」 → 「リンクを知っている全員」の順にタップします。
「一般的なアクセス」の画面に切り替わったら「リンクを知っている全員」を選び、「制限付き」を選択しましょう。
これで共有を解除できます。
もし共有する人を個別に指定している場合は、この段階でも登録している人との共有は解除されていないので、上記の「特定の人との共有を解除する」で「削除」するのをお忘れなく。
すべての共有が解除されると、ファイルやフォルダにあった共有アイコンが消えますから確認しておきましょう。
Google ドライブは大切なデータのバックアップやPCとスマホのデータ受け渡し、家族や友人とのファイル共有など、幅広い用途に活用できる便利なサービスです。今回の内容を参考にして、さまざまな用途に活用してくださいね♪