スマホ保護フィルムの上手な貼り方は？知っておきたい種類と必要性【スマホニュース】

dアプリ＆レビュー編集部 2023/08/15 10:00

スマホを落して画面がバッキバキ……！　大切なスマホが無残な姿になる前に、対策として画面の保護フィルムを貼っておきましょう。たとえどんなに薄いものでも、しっかりスマホを守ってくれる優秀なアイテムなんです♪

今回はスマホの保護フィルムにスポットをあてて、種類や効果、綺麗な貼り方について紹介します！

保護フィルムはもういらない？必要性は？

スマホの画面割れや汚れを防いでくれる保護フィルムですが、近ごろ画面に貼る人は減ってきていると言われています。

理由として最近のスマホは画面が強固に製造されているため、落してもヒビや割れが起きにくくなりました。そのためわざわざフィルムを貼って保護をするという人が少なくなったのです。

とはいえ絶対に割れない保証はないですし、下取りで影響する傷や汚れの付着を回避したい人にとっては相変わらず強い味方です。あとで後悔しないためにも、自身の使用状況から必要かそうでないかを判断しましょう！

保護フィルムの種類は？どれを選べばいい？

画面の保護フィルムには、大きく分けてPET素材とガラス素材の2種類があります。それぞれの特徴、メリットやデメリットを紹介しますので、どちらを購入するか決めあぐねている場合は参考にしてみてください。

■PET素材フィルム

PET素材のフィルムは、ペットボトルで使用されているものとほぼ同じで、柔らかくて薄いのが特徴です。

メリットとしては、多くが1,000円以内の比較的安価で購入できるほか、ブルーライトカットや反射防止といった効果が付与されているものが多い点。さらにフィルムが薄いことから、タッチ感度や持った時の感覚がほとんど変わらず、スマホケースに干渉しにくいのもポイント。

一方で厚みが薄い分衝撃に弱く、落し方によっては画面にダメージが出てしまう場合があります。またフィルム内に気泡やほこりが入りやすくズレやすいので貼るのが難しいという声も。

PET素材はこんな人におススメ！
・スマホの使用感を重視している人
・コストを抑えたい人
・様々な効果を求めている人

■ガラス素材フィルム

ガラスフィルムは名称の通り、ガラス素材でできているフィルムです。ガラスとは言っても軽量で、もし割れてしまっても破片が飛び散るようなことはありません。

傷と衝撃に強いのが特徴で、落したとしても画面をしっかり保護してくれます。また、画面に置くだけで貼れるタイプが多く気泡も入りづらいため、PET素材に比べて簡単で綺麗に貼ることができるのがメリットでしょう。

ガラス素材は厚みがある分スマホの感度が低くなったり、着けているケースによってはフィルムが浮いてしまったりしてしまう場合も。また値段もPET素材のフィルムよりも少し高めです。

ガラス素材はこんな人におススメ！
・スマホの画面をしっかり守りたい人
・画面をクリアに見たい人
・綺麗にフィルムを貼りたい人

■効果も考えて選ぶ

スマホの保護フィルムには画面へのダメージを防ぐ以外にも、様々な効果や機能があります。目へのダメージや個人情報の漏洩を防ぐといったものもあるので、しっかり確認しておきましょう。

ブルーライトカット
スマホの画面からはブルーライトといった、目の疲れや睡眠不足の原因になる光が発せられています。保護フィルムにはブルーライトをカットする効果のものがあり、眼精疲労や肩こりの防止に効果的です。

気泡・指紋防止
見栄えが悪くなってしまうフィルム内の気泡を防ぐには、エアーレスタイプのフィルムがおススメです。また指紋が残るのが気になるという人は、指紋防止加工がされているものを選ぶといいでしょう。

のぞき見防止
電車内や人混みなどで個人情報をのぞき見されるのが気になる人は、のぞき見防止加工が施されているものを選びましょう。正面から通常通り見られますが、横からは屈折によって画面が見えづらくなります。多少、画面が暗くなるので注意。

光反射防止
屋外でスマホを使用する機会が多い人は、画面への光の反射を抑えてくれる光反射防止フィルムがおススメ！　少ない光量で画面が見やすくなるため、バッテリーの消費も抑えられて便利です。

衝撃吸収
スマホへのダメージ防止をより重視するのであれば、衝撃吸収フィルムがぴったり。より確実に画面へのダメージを軽減してくれますよ♪　ほかにも摩擦や傷の防止特化したタイプもあるので、色々と見比べておきましょう。

フィルムの綺麗な貼り方

保護フィルムを上手に貼れないと使用感が損なわれる上、フィルムが無駄になってしまいます。お金や手間を無駄にしないためにもフィルムを上手に貼るコツを参考にしてみてください！

貼る前の準備

フィルムを貼る前に、まず「マスキングテープ」と「クリーニングクロス」2つのアイテムで、画面のほこりや指紋を取り除きましょう。マスキングテープがない場合はセロハンテープでも代用可能です。
この際に除菌アルコールやエタノールを使用すると、画面のコーティングを剥がしてしまうので使用は厳禁。

隙間なく慎重に貼る

画面が綺麗になったら、しっかりと位置を確認して端から丁寧に貼っていきます。ガラス素材の場合は先ほど使用したマスキングテープで取っ手を作って乗せると、画面に指紋が付きにくいのでおススメです。この時に気泡が入っても問題ありません。

フィルムを貼り終えたら、気泡を上から布巾などの柔らかいものでゆっくり外側に押し出しましょう。カードや硬いものを使用すると、フィルムや画面が傷付いてしまうので注意が必要です。

より詳細に保護フィルムの上手な貼り方を知りたい人は、以下の動画にて紹介していますのでぜひ参考にしてください。