正解は「進化前の道具が原因」。テンキーの配列が違う電卓と電話機。それぞれ、いまの形にたどり着く前の状態を考えると納得できます。

電卓の前身はキャッシュレジスタ。店頭でレジを打つ際、頻繁に使う0、1、2を手元に置くために、下から配置していきました。それを流用した事務機器メーカーが電卓も同じ並びにしたそうです。いまではISO(国際標準化機構)により、電卓やコンピュータのキーボード配列に採用されています。

一方、電話はその昔、指で回すダイヤル式が主流でした。こちらは数字を均等に使用するため、見やすさを優先して配置されています。最も目線がいきやすい場所に1を配置するデザインは、ITU-T(国際電気通信連合の電気通信標準化部門)によるもの。現在のプッシュフォンや携帯電話、スマートフォンもその名残りで用いられています。

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