映画が始まる前に叫び声が!?→アメリカの映画館ワイルド過ぎない?【これがアメリカの女子大生(53)】

映画が始まる前に叫び声が!?→アメリカの映画館ワイルド過ぎない?【これがアメリカの女子大生(53)】

映画が始まる前に叫び声が!?→アメリカの映画館ワイルド過ぎない?【これがアメリカの女子大生(53)】

映画が始まる前に叫び声が!?→アメリカの映画館ワイルド過ぎない?【これがアメリカの女子大生(53)】

(前回の続き)アメリカの映画館にスターウォーズを観に行った私たち女子大生一行。
バターでびしょびしょのポップコーンを抱えていると、上映合図のブザーが鳴ります。

すると、突然どこからともなく「フォ〜〜〜〜〜!!!!」という歓声…いや絶叫がそこら中からあがります。

「え??ライブでも始まるんですか…?」と思い横を見ると、もちろん(?)カレンたちも大絶叫。「え?え?え?」と思っているうちに映画本編が始まってしまったのです。

日本なら、ちょっと話しているだけでも咳払いされたりするものですが、アメリカの映画館では観客全員が映画にいちいち声を出してリアクションするんです。
宇宙船がぶつかるような派手なシーンでは会場中から「God!!!(うわぁ!)」みたいな叫び声が聞こえてきます。

illustration by くうな

もちろんシリアスなシーンは静かですし、映画と全く関係のないおしゃべりなどはしていません。
そんな大騒ぎの映画も佳境に入った頃、カレンがバケツに入ったポップコーンを私に渡してきました。

「いやいや、もうお腹いっぱいだよ!」と言おうとしたら、カレンは立って映画館を出て行ってしまうじゃないですか。
しばらくすると戻ってきたのですが、なんとトイレに行ってきたとのこと。

私なら飲み物を控えるか、あと10分くらいなら我慢するところですが、どこまでも自由なアメリカ人女子大生でした。

もちろん不必要にうろうろしたりはしませんが、カレン以外にもトイレに立つ人はちらほらいて、映画の見方一つでも文化が違うんだなと改めて感じたのでした。

そんな大騒ぎのスターウォーズは、エンドロールと共に拍手喝采で締めくくられたのですが、「こういう見方も楽しいな〜」と余韻に浸っていると、友達全員が「え?」って顔で私を見ています。

カレンに言われてみるとポップコーンの入れ物から染み出した液体バターが洋服にべっとりとついているのです…。
お気に入りの服がバターまみれになったのもオハイオでの初映画鑑賞の思い出です…。

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