イケメン相手だと別人やん!?→ハワイの強烈おばさんが激変した【おかしなハワイ人の暮らし(18)】

イケメン相手だと別人やん!?→ハワイの強烈おばさんが激変した【おかしなハワイ人の暮らし(18)】

イケメン相手だと別人やん!?→ハワイの強烈おばさんが激変した【おかしなハワイ人の暮らし(18)】

前回のスーパーマーケットバトル以来、私は度々Patおばさんから用事を頼まれて家を訪ねたりして、彼女のファミリーメンバーに認めてもらったようです。

ある日、日本から男友達がハワイに遊びに来て久しぶりに日本語三昧の楽しい時間を過ごしていた私にPatおばさんから急な連絡がありました。

人の都合など考えないゴッドマザーに逆らえる訳もなく、私は仕方なく一緒にいた2人の男の子を連れておばさんの家に向かったのです。
彼らはひたすら謝る私に「いいよ、いいよ、まだ西の方に行った事ないし、ピュアハワイアンの家にも興味ある!」と笑顔でシティバスに乗ってくれました。

「アンティ、来たよ。今日は日本から来た友達も一緒なの…」と彼女の顔を見た私は愕然…。

なんと、声をかける私に見向きもせず、彼女は後ろに立っている2人の男子に向かって今まで聞いたこともないような高い声で「Welcome! E komo mai(入ってちょうだい)」と満面の笑みを見せたのです。

内心「何で1人でこないの!」と叱られるのではとドキドキしていた私はビックリ!

「友達のジュンとヨコヤマ君、おととい日本から来たの」と、紹介する私にさえもニッコリ微笑むのがちょっと不気味なおばさんです。

彼女はいつもよりオクターブは高い声のまま、しかも優しいメロディをつけたような抑揚のある声でありったけの歓迎を彼らに表していました。
そう、その様子は以前お話したゲイのKeoがとびっきり気取った時のようです。

何だか嫌な予感がして「アンティ、用事は何?」と尋ねると「用事?そんなのないわ、あなたに会いたかっただけ。一緒にディナーはどう?」なんて、食事に誘ってくるじゃないですか。

おばさんはちょっと可愛い日本の男の子がお好みのようで、派手なムームーに着替えて本気でディナーに誘う気です。

イケメン相手だと別人やん!?→ハワイの強烈おばさんが激変した【おかしなハワイ人の暮らし(18)】

これまで見た事もない彼女の態度に、私の不安と不吉な予感は益々大きく膨らんでいくばかり…。

次回、イケメン達とディナーに行きたいおばさんと私のバトルの結末は下の関連記事からチェック!