アメリカのカーチェイスの末路→気にする所そこじゃない…【これがアメリカの女子大生(45)】

アメリカのカーチェイスの末路→気にする所そこじゃない…【これがアメリカの女子大生(45)】

アメリカのカーチェイスの末路→気にする所そこじゃない…【これがアメリカの女子大生(45)】

(前回の続き)お気に入りの男子ジェイク主催のパーティーに向かう途中、テンションが上がって軽快に運転していたアンジー。
ですが、スピードを出し過ぎてパトカーが後ろからサイレンをつけてついてきたのでした。

一緒に乗っていたミシェルが「きてるよ、アンジー停まらないと!」といったのに「パーティに遅れるわけにはいかないわ!!」と、なんとアクセル全開で振り切ろうとするアンジー!!!

どんどんスピードを上げたところで、パトカーだって必死です。
「Pull over! Pull over!!(寄せて停まりなさい)」と激しいアナウンスをしながら追走され、いわゆる映画で見るカーチェイスが繰り広げられたのです…。

私達がいくら停まるように言っても、全く聞く耳を持たないアンジー。
私達もパニックになりかけていたその時、「あ!」と思った瞬間、路面が凍っていたため、車はバランスを崩してくるくるツルツル回転し始めたのです!!!

「もうだめだ!」と生まれて初めて死を覚悟した瞬間でした。

回転した車はガードレールにガッシャンとぶつかってやっと停まったのです…。

後ろにぎゅうぎゅうに乗っていた私たちは、お互いがクッションとなってほぼ無傷だったのですが、運転席はドアが歪んで外に出られないほどの衝撃…。
アンジーはなんと、救急車で運ばれることになってしまったのです。

担架に乗せられて運ばれていくアンジーに泣きながら駆け寄る私たちでしたが、アンジーは「みんなごめんね。私は大丈夫だから、あんたたちパーティに行って、ジェイクに変な女が言い寄らないように見張っておいて…。」と言い残して救急車に運ばれていったのです…。

アメリカのカーチェイスの末路→気にする所そこじゃない…【これがアメリカの女子大生(45)】

救急車で運ばれていく瞬間でさえ恋愛の事で頭がいっぱいのアンジー…。

そして、ノリのいいアメリカ人女子たちは、アンジーの言葉通りタクシーを捕まえてパーティに行くことになったのでした…。(行くんかい!)

ジェイクにそのことを伝えると、アンジーのいる病院へ駆けつけてくれるというイケメン対応!
アンジーの豪快キャラが気に入ったのか、アンジーの退院後に二人は付き合う事に。

田舎の唯一のエンタメである車で見る映画館「ドライブシアター」に出かけると言った二人に「アンジーに絶対運転させないでね〜!」とアドバイスするのは忘れませんでしたよ!

次回、私が我慢をしながらアメリカの田舎のお店に通う理由は下の関連記事からチェック!