正解は「クラシック音楽を収録するため」。CDやDVD、ブルーレイのディスクはすべて直径が12センチと決まっていますが、この始まりはCDの開発時まで時をさかのぼります。

当時、日本の電機メーカー、ソニーとオランダのフィリップスが共同で開発していたCD規格。フィリップスは60分の音楽が収録できる容量をもつ直径11.5センチのディスクを提案しましたが、ソニーの副社長だった大賀氏が別のサイズを主張。それが…

「CDはベートーベンの第九のようなクラシック音楽が丸ごと入れられなければならない」ということで、演奏時間74分の第九を基準に考えられ、記録時間75分の直径12センチディスクが誕生したということです。のちに誕生したDVDやブルーレイもハードの互換性の都合上、それに合わせて直径12センチサイズを踏襲しています。

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