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2022/04/15

「海坊主が実在!? 」浮世絵にみる衝撃の妖たち

皆さんは「海坊主」という妖怪を知っていますか? 海坊主とは夜の海に出没し、船を破壊すると言われる妖怪のこと。大きさは数メートルから数十メートルと様々で、黒い坊主頭の巨人のような姿をしているそう。しかも驚くことに、1971年にはマグロ漁をしていた第28金比羅丸の船員たちが、海坊主のようなものに遭遇して大騒ぎになったことも!? 今回紹介するのは「もしかして、この人海坊主見た!?」と思ってしまうような作品。


「東海道五十三對」に描かれた謎の影!


海坊主のような生き物が描かれているのは、江戸時代後期に活躍していた浮世絵師の歌川国芳、歌川広重、三代歌川豊国の3人によって制作された「東海道五十三對」。各宿場を題材として、そこに残る伝説や歌舞伎の演目などをモチーフにした作品です。風景や人物が描かれた繊細な浮世絵に混じり、不思議なものが……。

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美術品を高画質で鑑賞できるアプリ「Google Arts & Culture」を使って作品を探してみます。画面左上の虫めがねマークをタップし、「歌川国芳」を検索。下に表示されている作品の中からこちらをタップ。


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高い波の向こうから姿を現す、黒い大きな影。さらに拡大してみると……。

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なにこれ!?

海坊主の特徴「黒い坊主頭の巨人」に当てはまります。丸い目でジロリと船を見下ろし、今にも沈めてしまいそう。

これだけじゃありません! 「東海道五十三對」以外にも、歌川国芳の作品には見たことがない妖怪が描かれた作品がたくさん!

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まるで実在していたように、しっかりと細部まで描かれた妖怪たち。災害や疫病のことを妖怪と表現していたという説もありますが……。このリアルさ、もしかして作者は実際に遭遇したことがあるのでは!?

歌川国芳はユーモアの天才!?



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歌川国芳は猫が大好きで、なんと作画するときに懐に抱いていたそうです! そんなユーモアあふれる歌川国芳の作品は擬人化した猫や、人で人の顔を描いた似顔絵など遊び心いっぱい。妖怪を描いた浮世絵の数々も、そんな遊び心に富んだ作品のひとつなのかもしれませんね!

「Google Arts & Culture」で他にも不思議な生き物を見つけてみましょう!
都市伝説好きな人なら要チェックです!




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