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2021年最大の“星の雨”「ふたご座流星群」が間もなくピークに!

2021年12月17日(金)ごろまで、夜空に「ふたご座流星群」が出現! ふたご座流星群は、1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」とともに三大流星群に数えられる注目度の高い天体イベント。年間最大といわれる流星群をこの目でバッチリ観測するためにも、見やすい時間帯や活動がピークを迎える極大日などをチェックしましょう。



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【星空豆知識】流星群とは? 放射点ってなに?


「流れ星」ともいわれる流星は、宇宙空間にある小さなチリの粒が地球の大気と衝突し、そのチリが気化した際に光を放つ現象のこと。チリの粒は彗星から放出されるため、彗星と地球の軌道が交差する時期に「流星群」が見られるというわけ。

ちなみに、ふたご座流星群の母天体は「フェートン」ではないかという説があり、フェートンが過去に大量のダストを放出したものと推測されています。

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チリの粒はすべて同じ方向から、ほぼ水平に地球に飛び込んできますが、地上では“ある一点”から放射状に星が流れているように見えます。その中心になっている点を「放射点」と呼び、高度が高いほど流星の数が多くなります。今回の流星群は「ふたご座」上に放射点があるため、「ふたご座流星群」と名付けられました。

ふたご座流星群の出現期間や見ごろはいつ?


12月の夜空をかける「ふたご座流星群」は、年間最大ともいわれる特大イベント。出現数が多いため、これまで流星を見たことがない人も観測できるチャンスです。活動がピークを迎える日、きれいに見られる時間帯などをチェックして観測に備えましょう。

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<国立天文台 公式サイトより>

■ふたご座流星群の出現期間

ふたご座流星群が出現するのは、12月4日(土)から12月17日(金)ごろ。なかでも観測しやすいのは13日夜から14日の明け方と、14日夜から15日の明け方。2夜にわたり、たくさんの流星が見られると予想されています。

■極大期の流星数は?

東京では、14日の2時から5時ごろは1時間あたり約40個から50個、15日2時から4時ごろなら約30個から40個の流星が見られそう。年間最大の流星群といわれるだけあって、条件が良ければ1時間に100個くらい見られることもめずらしくないのだとか。

■流星群が見やすい時間帯は?

放射点はほぼひと晩中確認できるため、夕方から明け方まで観測が可能。ただ、夕方の早い時間帯は放射点が低いので、好条件で見られるようになるのは21時頃から。さらに深夜2時ごろになると放射点がほぼ天頂に位置し、真上から星が降ってくるような幻想的な夜空が期待できそう。
月明かりの中でも流星を見ることはできますが、今年は深夜まで上弦の月が残るため、月明りの影響が少ない明け方の観察もオススメです。

流星は空全体に出現するため、なるべく開けた場所で観察するのが◎。また、寒い季節なので屋外で観察する際は寒さ対策をしっかり行って出かけましょう!




星空や天体観測のオススメアプリ♪


流星群を見るなら、星座の位置や天候を確認できるこちらのアプリもチェック。雲の量が少ない晴れた日を狙うなど、好条件で観察できる日を事前に確認しておくことをオススメします!

出典:国立天文台
※本記事は12月6日時点の情報です。

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