夏に急増!スマホが熱いときの対処法
暑い日に屋外でスマホを触ると「熱い!」と驚いたことはありませんか? 特に夏場は日差しが強く、気温も高くなるため、本体が熱を帯びてしまいます。すると、画面のフリーズ、充電スピードの低下、カメラアプリが起動しないといった現象が起きることも。そこで、この時期だからこそ知っておきたいスマホの熱さ対策を紹介します!
高温環境でのスマホの使用に注意!
スマホが熱くなる原因は、バッテリーの劣化、一度に複数のアプリを使用している、本体が高温環境にあることなどが挙げられます。この中でも、高温になる場所でスマホを使用するというのは、夏になると避けるのが難しいもの。スマホを手に持って外へ出ただけで本体が熱くなるのに加え、アプリを使用すればなおさら熱がこもってしまいます。
スマホは、周辺の温度が0度から35度のところで使用するのが理想。この範囲を超えると、正常な動きに戻そうとセーフティー機能が働き、カメラなどのアプリや画面の表示に制限をかけて熱を抑えようとするんです。
スマホが熱い! 正しい冷やし方や対策は?
端末を冷やすなら、冷蔵庫に入れたり、保冷剤を当てたりすればいいのでは? と思いつくかも。でも、この方法は急激に温度が下がることで内部に結露が発生してしまい、故障につながる可能性もあるため絶対にNG! 結露ができるということは、スマホが水没した状態に近いんです。スマホを長く大切に使うなら、正しい冷却方法を知っておきましょう。
■自然に放熱する
スマホを直射日光のあたらない場所や風通しの良い場所に置いて、自然に熱を逃がすのがベスト。夏場なら、扇風機の風に当てるのもオススメです。 また、スマホカバーやケースを付けていると放熱を妨げてしまう場合もあるため、アクセサリー類は外した方がいいでしょう。■冷却ファンを使用する
スマホ用につくられた「冷却ファン」を使うのもオススメです。扇風機のような小型のファンをスマホの背面につけると、風で本体を冷やして熱が逃げやすくなります。スマホに負担をかけず、効率よく放熱できるのが◎。商品によってはスタンドが付いているファンもあって、動画の視聴中にも使えるのがいいですね。
■常温の保冷剤、専用の冷却シートを使用する
冷凍した保冷剤をスマホにあてると結露ができてしまいますが、常温ならその心配はナシ! 固定バンドなどを使ってスマホの背面にくっつけておくだけで、熱を吸収して温度が上がるのを防いでくれます。また、スマホ用につくられたシールタイプの冷却シートもあり。コンパクトなのでかさばらず、背面に貼るだけで熱を吸収してくれます。ドライブ中にスマホをナビ代わりにしたいときや、ゲーム中の発熱を抑えたいときにも活用できますよ。
「スマホが熱い!」と思ったら、操作や充電はなるべく避けるようにしましょう。どうしても使用したいときは、画面の明るさを下げるなど、スマホに負担をかけないように心がけてください。